2014年09月13日 笹羅歩とTAaaaCHANインタビュー!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2014年09月13日のニュースです。

 

2014年09月13日ニュース

笹羅歩とTAaaaCHANインタビュー!

『NJKF 2014 6th』(09月21日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでWBCムエタイ日本フェザー級王座を争う笹羅歩(笹羅/NJKFフェザー級王者)とTAaaaCHAN(PCK連闘会/INNOVATIONフェザー級王者)は、ともに仙台を拠点とし試合前は互いにスパーリングパートナーとなり腕を磨いてきた同志であった。格闘技の聖地・後楽園で覇を競い、杜の都にベルトを持ち帰るのはどちらとなるか。

 

笹羅歩

――2本目のベルトが懸かった試合が迫り、調子はいかがでしょう。
笹羅 『あとは試合まで追い込んでいくだけですかね。やっぱり気負うのがよくないっていうのがもう分かっているので、普段の練習が出ればベルトは付いてくる、練習通りに試合をして、最後にベルトを巻いていればいいかなっていうぐらいです。』

 

――では、ベルトを意識し過ぎてしまうとよくないと。
笹羅 『そうですね、やっぱり今までの経験上よくないかなって(苦笑)。それは自分でそう思うので、気負わずやりたいと思います。』

 

――今回はともに練習を積み、交流のあるTAaaaCHAN選手との王座決定戦になりました。
笹羅 『やっぱり地方の選手っていうのは東京へ行くのにもお金が掛かったり、中央の選手とは違った環境でやらなきゃいけないっていうのがあって、打倒中央じゃないですけど、東京の選手にはまた違った気持ちがあるんです。そんな中で今までお互い東北で切磋琢磨してきたTAaaaCHAN選手と、後楽園ホールっていう東京の大舞台で戦えることが自分は嬉しい気持ちがあるし、すごく楽しみです。』

 

――TAaaaCHAN選手とは階級も同じですし、対戦を予感していた部分もあったのではないですか。
笹羅 『そうですね、もうプロデビュー間もない頃からお互い知っていて、やっぱり同じ階級なのでいずれはやるだろうなっていうのをどちらも思っていたんでしょうけど、まさかWBCのタイトルが掛かった試合でできるとは思いませんでした。団体も違っていたので、2人で「チャンピオンになれたらいいね」っていう話はしていました。』

 

――笹羅選手が02月に王者となり、TAaaaCHAN選手もすぐその後を追うように05月に王者となりました。
笹羅 『その試合も自分は山梨で観ていて、一緒に自分のことのように喜びました。』

 

――この試合の後、TAaaaCHAN選手から笹羅選手に「戦って本物の戦友になりたい」とアピールがあったようですね。
笹羅 『それは言われていたので、自分もTAaaaCHANと同じ気持ちです。』

 

――選手としてのTAaaaCHAN選手の印象をお願いします。
笹羅 『とても上手いタイプの選手で、距離感を掴むのがすごく上手い選手だと思ってます。なのでその距離感をいかに自分のものにして、自分のペースへ持っていけるかっていうのを今会長、コーチ陣と練習しています。相手の距離を潰して自分のものにして、自分が得意なパンチでバババンと繋げていく。どうしても自分はパンチにこだわって、こないだ(07月の大樹戦、判定勝ち)は全然蹴れなかったので、次はガンガン蹴ってWBCルールでの印象もよくして勝てたらと思います。』

 

――それでは最後に、改めて意気込みをお願いします。
笹羅 『今まで一緒に頑張ってきた東北の仲間だからこそ、今回は本気で殺す気で行かせてもらいます。そして、それこそTAaaaCHANが言った戦友になれるんじゃないかと思ってます。』

 

TAaaaCHAN

――試合を前にした心境をお願いします。
TAaaaCHAN『今回の試合は東北で一緒に戦ってきた仲間と拳を交えることになったので、すごく楽しみです。本当に何かの運命を感じます。』

 

――笹羅選手とはこれまでスパーリングを積んだり交流があるそうですね。
TAaaaCHAN『試合が近くなるとお互いのジムへ行ってスパーリングをして高め合ってきた“仲間”です。もうプロで活動してからずっと、あと他の仲のいいジムがあるんですけど、東北のジムで結束して「関東、中央に負けないで頑張ろう」って言ってやってきました。もうプロの前からだったかもしれません。』

 

――それがいざベルトを争うことになっていかがでしょう。
TAaaaCHAN『これで拳を交えた本当の“戦友”になれると思うとすごく楽しみです。』

 

――ファイターとしての笹羅選手の印象をお願いします。
TAaaaCHAN『すごく回転の速いパンチがあるので、それは怖いところですね。』

 

――そうは言ってもTAaaaCHAN選手もパンチでKOしてINNOVATIONの王者になりました。
TAaaaCHAN『あれはたまたまです(笑)。全然自分では予想していなくて、でもあれも「自分の力」だって言えるぐらい強くなりたいです。』

 

――今回どんな試合になると思いますか?
TAaaaCHAN『ほんとイメージが沸かないです。ただ、東北の中では歴史的な一戦になると思います。』

 

――TAaaaCHAN選手はNJKFに初参戦となりますので、どんな選手かご自身で紹介をお願いします。
TAaaaCHAN『自分はキャッチコピーが“仙台の野性児”って言われてるんですけど、そのコピー通り型にはまらない、野性的な動きをするっていうのが自分の中ではあります。』

 

――ではそういった思いからリングネームも付けられたのですか?
TAaaaCHAN『名前は「ジャングルの王者ターちゃん」っていうアニメがあって、それにあやかって、チャンピオンになったら王者とターチャンで話題になったり面白いかなと思って、それで付けました。でも、誰にも「ジャングルの王者」とは言われないんですけど(笑)。』

 

――今回がチャンピオンになって初めての試合となりますが、チャンピオンになって何か変わったことはありますか?
TAaaaCHAN『今までのただ「プロのキックボクシングをやってます」っていうのとはやっぱりチャンピオンだと景色が違います。周りの目線も自分の目線も違くなるし、景色が違います。』

 

――それでは最後に試合への意気込みをお願いします。
TAaaaCHAN『自分らは真剣勝負でいろんな思いを背負って戦っているので、観に来るお客さんはその内容・中身を、目で見て肌で感じてほしいです。俺らは東北から日本を盛り上げて元気にしたいと思っているので、みなさん目を離さずに、応援よろしくお願いします。』

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