2013年04月14日 テコンドー対決!高橋誠治vs尾崎圭司インタビュー!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2013年04月14日のニュースです。

2013年04月14日ニュース

テコンドー対決!高橋誠治vs尾崎圭司インタビュー!

ともにテコンドーをベースとする同士となったメインイベント。高橋『面白くして倒す!』、尾崎『盛り上げ方だったら僕が一番!』とどちらも華麗なテコンドー家らしい発言のコメントが届きました。

 

 

――メインイベントで尾崎選手とのテコンドー対決となりました。
高橋 『ジムも近いし体重も同じぐらいなのでテコンドー上がり同士ですし、そのうちやるんじゃないかなと思っていた選手の1人です。試合を見る時なんかも、多少『俺だったらこうするかな』なんて思いながら見てました。』

 

――テコンドー家同士ということで交流は?
高橋 『面識はないですね。練習したこともないですし。(ジムが近いので)たまに歩いてるとことかを見ますけど、だから何とも思わないし、何も気にせず蹴っ飛ばせます(笑)。』

 

――試合への意気込みはどうでしょう。
高橋 『いつも通り、普通にやったら普通に勝てると思うので、いつも通り蹴って面白くして倒す。普通にやったら全然大丈夫だと思います。だからいつも通りやります。』

 

――“面白く”というのはやはり意識するのですか?
高橋 『派手な技を出していった方が勝てるので魅せるためではないんです(苦笑)。勝つために出しているのが派手なだけっていう感じで真面目に倒しに行ってるだけです(笑)。 そういう技を出してる方がお客さんも喜ぶと思うし、実際KOにも繋がってくるので、どんどん出していきたいです。』

 

――同じテコンドーをベースとすることについて意識は?
高橋 『でも、はっきり言って彼はもうあまりテコンドーぽくないっていうか。普通のキックボクサーみたいに最近は見えるんで、【テコンドー上がり】っていう感じでしか思ってないです。最近はローキックが多くて、ちょっと最後にクルッと回ってみたいなイメージが僕はあるので、だから普通の選手と普通にやる感じです。名前はあるんで倒してやろうと思って。』

 

――最後はやはり大技でKO?
高橋 『自然と大技になると思います。派手でない技で倒すイメージがあまりないので。派手にバンバン顔面を蹴って回転して。 僕はちょっと手数は少ないんですけど、スコーンと当たって終わるような技を出すようにしています。倒れない、あまり効かないような技は出さないっていうか。効くところをバシッと効くように打ちます。』

 

――【狙いすまして】というような感じでしょうか。
高橋 『手を出さない時もフェイントを掛けたり『そうよけるんだ、ふーん』とか、相手のリアクション・反応を見たりしています。 試合中すごい表情が無くなるんですけど、それはどうしようかって一生懸命考えてるんです。だからそういう顔になったら、狙ってるなと思ってもらえればいいと思います。』

 

――尾崎選手対策は?
高橋 『試合が決まってHIROYA戦の動画を1回見ましたけど、その結果普通にやったらいいんじゃないかと今は思ってます。だからしっかり走って足を作って蹴って。』

 

――メインイベンターとして最後にファンへのメッセージをお願いします。
高橋 『普通のキックボクシングじゃなく、みんなと違う動きを見てほしいです。派手な技でしか倒せないと思うので、そういう技をどんどん出していきますし、派手な技で倒すところを見てもらいたいです。』

 

 

――【テコンドー対決】と謳われている今回の一戦ですが、試合を前にどのようなお気持ちですか?
尾崎 『僕の方がキャリアが長いので、【キックテコンドー】とはどういうものか、キックとテコンドーを合わせたものを見せつけてやろうと思ってます。』

 

――高橋選手の試合を見たことは?
尾崎 『ありますけど、どうと言われると難しいですね。ただ、僕の方が盛り上げられるかなって。』

 

――尾崎選手はKrushでの試合・発言でも、常々盛り上げることにこだわってらっしゃいますね。
尾崎 『これぞテコンドーっていう他の格闘技とは違うところを見せて会場が一つになってそして勝つ。普通の格闘家じゃない盛り上げ方があると思うので、そこを見てほしいなと思います。』

 

――『盛り上げる』ということにテコンドー家としてのプライドを感じます。
尾崎 『盛り上げるのはいつも大切だと思ってます。』

 

――今回は黒星となってしまった01月のHIROYA戦以来、今年の第2戦です。
尾崎 『ちょっと敗戦が続いていたので、これに勝って輝きを取り戻そうという気持ちはあります。』

 

――ここ最近勝ったり負けたりという状況が見られますが、その理由をご自身はどのように考えていますか?
尾崎 『いろいろ理由はあるんですけど自分で変化したい、新たなテコンドー技を見せていきたいっていう部分があって、それがまだ完成できていなかったので上手く行かない部分がありました。でも、それがほぼ完成に近づいて、今まで見せれなかったテコンドーのスゴい技を今回は見せられると思うので、そこを期待してほしいと思います。』

 

――改めてテコンドーをキックに活かせる部分というと、どういうところでしょうか。
尾崎 『それはもちろん回転ですよね。他のキックの選手にできないような回転技はもちろんですけど、それにプラス今回は新しい技を用意してるので、それを見てほしいです。『こんな戦い方があるんだ!』みたいに思ってもらえると思います。』

 

――同じテコンドー出身ということで、これまで高橋選手が気になっていたところは?
尾崎 『それは特にないです。盛り上げ方だったら僕が一番だと思っているので。あまり気にしなかったです。』

 

――今回はメインイベントでの出場になりますが、これに関しては?
尾崎 『初めてのNJKFでメインイベントなので、こういう素晴らしい選手がNJKFに来てくれたってみなさんが喜ぶような試合がしたいです。こんな選手が世の中にいるんだなっていうのはNJKFのファンの方にも見せたいです。メインの期待に応えるよう頑張ります。』

 

――完成した新しい技というのはどんなものなのですか?
尾崎 『そうですね…会場が1回止まってしまうような、そんな感じです。『え!?』となって、ワーッと、ドカンとなる。そんなイメージだと思ってください。今回は新しい尾崎を見せられると思います。』