2014年02月07日 大和侑也とT-98インタビュー!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2014年02月07日のニュースです。

2014年02月07日ニュース

大和侑也とT-98インタビュー!

王者の大和侑也、挑戦者のT-98とも、ムエタイルールでは日本人の中で傑出した実力を持つ2人だが、どちらも敗北という不本意な形で昨年を終えており、王座はもちろん失地回復を懸けての一戦となる。侑也がベルトと二冠の地位を守るのか、T-98がここから再び王者狩りをスタートさせるのか。
(※T-98はタイで練習中のためメールインタビューにて収録)

 

大和侑也

 

――防衛戦が近づいてきていますが、まずは昨年を振り返っていかがでしょう。
侑也 『昨年は3試合しかできなかったので、あまり試合ができなかったなっていうのと、NJKFのタイトルマッチでは防衛できて(02月17日、宮越宗一郎に判定勝ち)、Krushでもいい勝ち方ができて(09月01日、塚越仁志に1RKO勝ち)、最後MAXムエタイで負けちゃったので(10月06日、ディラン・サルバドールに判定負け)、そこがすごい悔しくて、結果的にはすごく悔しい一年でした。MAXムエタイは大きな大会で、そういう時にいつも勝てていな いので、だから悔しかったです。』

 

――侑也選手はファビオ・ピンカに勝ったり、タイトルも2つ獲っていますし、要所要所でしっかり勝ってきているのではないですか?
侑也 『タイファイト(2011年08月、ファビオ・ピンカにリベンジを許し判定負け)でもそうですし、今回のMAXムエタイでもそうですし、自分の実力が無いのはもちろんなんですけど、なんかそういう試合に限っていつも負けちゃうので。久保戦(2012年08月、2RKO負け)でもそうですし。』

 

――そういう大きな興行、大きな試合だと意気込みが過ぎて力が出せない、ということだったりがあるのですか?
侑也 『MAXムエタイはそんなに緊張もなかったので、本当に自分の力が足りなかったっていう感じです。』

 

――悔しさが残ってしまった昨年を経て、今年はどうしていこうと思っていますか?
侑也 『目標として今年は世界の強豪たちとやっていきたいっていうのがあるので、今回の防衛戦は無難に勝たなきゃいけないって自分の中では思っています。今回が終わったら海外の選手とやって、海外の大会からもどんどん呼ばれるようになっていけたらと思っていて、でもそういう状態にはすぐになれる訳ではないので、どんどん試合をしてそういうオファーがたくさんくる選手になりたいです。』

 

――たしかに一戦一戦勝ち星を重ねていくのがそうした選手になるための道だと思います。そのために、まずは立ちふさがるT-98選手ですが印象はいかがでしょう。
侑也 『うーん、そんなにT-98選手に興味がないというか。あの人はあの人でちょっと前まで大きなこと(他団体王者狩り)を言ってましたけど、その時から何だかなっていう感じで思っていて、試合の映像を見ても微妙な感じですし。この前のタイトルマッチで負けてるんですよね(2013年12月01日、田中秀弥に4RTKO負け)?なので絶対に勝たなきゃいけない選手だと、自分の中では勝手に思っています。だからといって強い選手にも勝っているし、しっかり頑張らないと勝てない選手ですけど、試合をすることがなければ興味がないというか、そんなに気になる選手ではないなっていうのが正直なところではあります。』

 

――では、そう思う相手だからこそ、言われたようにここは無難に勝ってクリアしなければならないと。
侑也 『試合もそんなに見てないんですけど、首相撲へ持っていってドロドロの試合にして、それで自分のペースへ持ち込んでいくというか。だから首相撲だけしっかりできれば大丈夫かなとは思っています。だから相手のペースにならず自分のペースに持ち込めれば、いつも通りやれると思います。』

 

――では今年最初の試合となるT-98戦、そして1年の意気込みをお願いします。
侑也 『今回は防衛戦っていうことなので自分のベルトを守ることはもちろんなんですけど、それ以上にプロとしてお客さん誰もが見ても楽しいという試合をして今回の試合が終わったら次は外国の選手だったり世界へ向けて頑張っていきたいなって思います。国内もまだ強い選手がいますけど、目標はデカく持っておかないとみんな注目してくれませんから。』

 

T-98

 

――まずは昨年を振り返っていかがでしたか。
T-98 『昨年は勝ったり負けたりでベルトも無くなってしまったのであまり良い年ではなかったですが、負けたことで学んだこともあるので無駄な年ではなかったです。』

 

――現在試合へ向けタイで練習しているそうですが、その成果はいかがですか?
T-98 『いろいろ自分のパターンが増えました。』

 

――T-98選手はNJKFには今回が初参戦となるので、ご自身の紹介・PRをお願いします。
T-98 『いつもはREBELSを中心に暴れ回っているので、僕を見たことのないお客さんにも“こんなにもゴリラみたいな奴がいるのか!”と覚えてもらうと同時に驚いてもらいます。』

 

――今回の対戦相手、大和侑也選手の印象はどうでしょう?
T-98 『若いのに2冠王で凄い選手です。でも今日で2冠王ではなくなりますが。』

 

――最後に試合へ向けての意気込みをお願いします。
T-98 『このタイトルマッチへ向けてのトーナメントが始まった時からこの為にやってきたので、それを全てぶつけて僕がベルトを奪います。』

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