2014年03月06日 ルンピニー王者を狙う国崇インタビュー!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2014年03月06日のニュースです。

2014年03月06日ニュース

ルンピニー王者を狙う国崇インタビュー!

昨年02月、ラジャダムナン スーパーバンタム級王座に挑んだ国崇だが、カイムックダム・エークバンサイの跳びヒザを受けアバラを骨折、気胸の状態となるダメージを負い2RKO負け。これで終わってもおかしくないと思われたが、ISKA世界ムエタイ暫定王者となり復活、昨年末にはルンピニーランカーを撃破し、ルンピニー スーパーバンタム級王座決定戦に進出した。
「男には命を賭けて張る意地がある」――自身が綴るブログのタイトル通り、どん底から這い上がり夢の一歩手前まで来た国崇に聞く。

 

――国崇選手はベテランらしく、試合前の調子がいつも安定していますね。12月の試合では拳を傷めてしまったとのことですが、そちらの具合はいかがですか?
国崇 『もう完治して練習もしっかりできたし問題ありません。』

 

――今回の試合へ向け特別に取り組んだり、練習で何か変えたことはありますか?
国崇 『特にそんなにはなくて、自分のいいところを伸ばしたり、首相撲をしっかりやったぐらいです。ヒジを使った首相撲とかをやったりしました。』

 

――勝利して今回の王座決定戦を決めるも、納得のいってない様子が見られた昨年末のペッテェー・ペットジンダーアカデミー戦を振り返っていかがですか?
国崇 『首相撲で結構取られて印象がよくなかったかなっていうのがありました。捕まるのは分かっているんですけど、それに対して対策や返しをきちんとやっていたのに、思っていた以上に捕まってしまったところがありました。ただ拳を骨折したのが序盤だったので、その影響はあったかもしれません。』

 

――傷めてしまったのは1R?
国崇 『当たった瞬間にちょっと「あれ?」っていう感じでした。その後も打っていたんですけど、力は入ってなかったかなと思います。』

 

――よく右パンチが使えない中であれだけの強豪に勝つことができましたね。
国崇 『どうにか、ですけど(笑)。拳は使えなくてもヒジは使えたので、それでカバーして、どうにかという感じです。』

 

――今回の対戦相手、デェーサックダー・シットソンピーノン(ルンピニー スーパーバンタム級2位)についてどんな選手か教えてください。
国崇 『映像を何試合か見たんですけど、ジワジワとプレッシャーを掛けてくる、まぁ“タイ人”っていう感じです。』

 

――今回もやはり組んでくるような相手なのでしょうか。
国崇 『今回の相手はそうでもなくて打撃の方が多いので噛み合うと思います。』

 

――それではそういった打撃戦、乱戦の中で得意のヒジやボディを狙っていく感じでしょうか。
国崇 『そうですね、それが理想です。』

 

――昨年02月にはラジャダムナン王座へ挑戦するも、長期離脱を余儀なくされる大怪我を(アバラの骨折と気胸)を負い敗戦。あれから早くも1年が経ちましたが、いま振り返っていかがでしょう。
国崇 『あれはあれでいい経験になりました。大概の人はあそこで諦めてしまうと思うんですけど、せっかく目指した目標なので1回ダメだったからって諦めるのはイヤだし、周りの人たちにも「やり返せ」とかすごい励まされたりして、それが大きいですね。』

 

――もう長く、多くのムエタイ選手と戦っている国崇選手ですが、前回の試合で新たに掴めたことは何かありましたか?
国崇 『タイプによってほんと違うので一概には言えないですけど、やっぱり上手くて、試合を騙すっていうか、巧いこと運んできますよね。あとここ最近になって自分の試合のリズムの作り方っていうか、「これを当てていったらいける」っていう感じが分かってきたんです。その狙いを当てていくようにしたいです。前回の試合でもそれを出すこと、当てることでリズムが作れるのを実感しました。』

 

――試合へ向けての意気込みを改めて最後にお願いします。
国崇 『日本人初のルンピニー王者を目指しているので期待していてください。KOでしか勝てないと思っているので、倒して勝ちたいです。』

※01月付けのルンピニースタジアムのランキングで国崇(拳之会)がスーパーバンタム級6位にランクインしました。

ムエタイ2000参照 http://www.muaythai2000.com/en/champofstadium.php?stadium=1

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