☆SAHO☆、S1レディース優勝候補本命!

☆SAHO☆
「自分もガツガツ行くイケイケファイター、11月の試合は打ち合いになる」

『NJKF 2020 3rd』(9月12日、東京・後楽園ホール)で梅尾メイを破り、S1レディース バンタム級ジャパントーナメント決勝に進んだ☆SAHO☆。大会前から挙がっていた優勝候補がこのまま駆け抜けるのか。YAYAウィラサクレックとの決勝へ、その思いを聞いた。



――梅尾選手との一回戦の感想はいかがですか?

☆SAHO☆ 自分の中では悔いの残る試合でしかなくて、悔しい気持ちでいっぱいです。実際は相手も階級下の選手で、パワーや積極性という周りの人が期待する攻撃が1Rから見られなくて、2Rまで自分の持ち味を活かした動きができないままだったので、自分の中では全然ダメだったなっていう感じでした。

――ダメだったという1・2Rから動きを切り替えることはできましたか?

☆SAHO☆ 1・2Rは相手の首相撲に付き合ってしまって、その首相撲に付き合わないでパンチで攻めたり蹴ったりできたらよかったんですけど、自分の考え方とか落ち着いてやることが欠けていて、唯一動けたのが3Rだったので対応が悪かったです。

――首相撲の展開は予想外だったのでしょうか?

☆SAHO☆ 首相撲自体の練習は結構していて、組まれた時の対処も練習していたんですけど、いざ試合になったら出せなかった感じです。その時その時の自分の判断や対応の仕方、気持ちが落ち着いていなかったっていうのがありました。練習で“こういう攻め方をしてきたらこう対処する”ってやっていたことを、その時その時で落ち着いて考えていたら瞬時に行動ができていたと思うんですけど、自分の中で焦っていたのもあったし、落ち着いているっていうのがなかったので、それでああいう結果になってしまいました。

――そういった試合を踏まえ、次戦の意気込みはいかがでしょう。

☆SAHO☆ また今回と同じような試合だったら周りの人もいい感じじゃないので、次は11月の決勝戦までもう2ヵ月しかないんですけど、自分の持ち味を活かした戦い方ができるよう、今回の反省を活かして落ち着いて冷静な判断で戦えるよう頑張ろうと思ってます。

――そんな決勝戦の相手はYAYAウィラサクレック選手になります。一回戦をご覧になっての感想・印象を教えてください。

☆SAHO☆ とにかく気持ちが強いガツガツ来る選手で、実際に試合を見て気持ちの強さを一番に感じました。自分もガツガツ行くイケイケファイターなので、11月の試合は打ち合いになると思います。それに負けないよう練習して、気持ちの面でもメンタルにしても負けないようにしたいです。

――熱い試合になりそうですが、その中でも冷静にやらないとダメということですね。

☆SAHO☆ そうですね。冷静に考えて、瞬時に応変に対応できていたら今回も倒せていたと思うので、11月はしっかり落ち着いて冷静な考え方で試合ができたら大丈夫だと思っています。

――それでは優勝へ向けた思いを最後に改めてお願いします。

☆SAHO☆“絶対負けない”という気持ちはYAYA選手より絶対にあるので“自分が絶対優勝する”という気持ちをもっと今以上に強く持って、試合では必ず勝ちます。今回の試合よりはるかに成長した姿を見せるので、そういう面でも楽しみにしてもらえればと思っています。