2010年10月26日 宮越宗一郎がThai Fight準決勝進出!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2010年10月26日のニュースです。

2010年10月26日ニュース

宮越宗一郎がThai Fight準決勝進出!

10月25日、タイ・バンコクのフアマーク・インドア・スタジアムで【Thai Fight】67kg世界トーナメント準々決勝が開催され、WBCムエタイ日本ウェルター級王者の宮越宗一郎が出場しました。現地からのリポートが届きましたので以下に掲載させていただきます。

 

前日に計量が行われ、対戦相手のリアム・ハリソン(英国)が体調不良による計量失敗(68.8kg)1.8kgオーバーで失格。その時点で宮越の準決勝(12月06日開催)進出が決定し、優勝候補のリアムは興行前日に敗退が決まってしまった。
宮越の不戦勝とはなったものの同興行はタイ国内で開催されるムエタイの興行としては最大級。3チャンネルにて生中継されるため、リアムと宮越の試合は予定通り行われた。前日1.8kgオーバーだったリアムは興行当日ドクターのOKをもらうと宮越との試合に臨んだ。

 

1R:スタートからお互い早いパンチやハイキックを出しあいながら相手の様子を伺う。宮越はパンチのコンビネーションでプレッシャーをかけるが、リアムも早いミドルとハイで応戦。宮越のパンチにカウンターの左フックを合わせる。

 

2R:お互いパンチに蹴りを合わせる攻撃で始まった2R。常に前進する宮越に対し、ローキックで応戦するリアム。開始1分宮越の左フックにぐらつくリアムだが、その後は少しずつリアムの早い右のローキックが宮越を捕らえ始める。

 

3R:最初からパンチの連打で攻め込む宮越。リアムをコーナーに追い込み始める。一方のリアムは宮越のパンチからの蹴りをキャッチし投げにかかる。残り30秒を切ったところで、宮越の左フックに合わせたリアの左肘が宮越の顎を捕らえ、宮越はダウン。即座にレフェリーがストップし、試合終了。

 

惜しくも敗れたとはいえ、既に不戦勝で準決勝進出を決めていた宮越は次にアラブ系ベルギー人のユーセフ・ブガネムと対決する。ユーセフは初戦でオーストラリア人のジェーソン・リアを倒し、今回はオランダのアンソニー・ケーンと闘い、3R一度ダウンを取られるも判定はドロー。延長の末、勝利した。
もう1試合はタイのペチャモンコンとフランスのファビオ・ピンカが対戦する。12月06日は準決勝と決勝が同日に行われる。