NJKF 2020 4th マリモー・平塚 試合直前インタビュー! | NJKF | ニュージャパンキックボクシング連盟

「NJKF 2020 4th」(11月15日、東京・後楽園ホール)ではYETI達朗(キング/元WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者)の欠場により、同門のマリモー(キング/NJKFスーパーライト級4位)が代わりに平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク/J-NETWORKスーパーウェルター級王者)と対戦する。

 マリモーのキャッチコピー“地球外生物”は長く指導するキングジム・向山鉄也会長が授けたもの。マリモー・平塚両選手に試合への意気込みを聞くとともに、謎の多いマリモーについて向山会長にも話を聞いた。

■マリモー「今回は挑戦。今年最後のチャンスに迷わなかった」

――同門のYETI達朗選手の欠場で急きょ出場が決まりました。どんな心境か教えてください。

マリモー 初めての70㎏で2階級上の他団体のチャンピオンということですごい緊張しています。体格差とかはだいぶ出ると思いますが、もともと俺は試合はいつでも誰でもいいので、もし空きが出たらお願いしますと言っていたので正直嬉しいです。

――こういった不利な条件の試合、相手であっても試合ができるのは嬉しい?

マリモー 今年は1回も試合ができなくて、今回YETIの欠場がなかったら多分組まれることもなかったと思うので嬉しいです。やっぱり練習だけしていてもプロとは言えないと思うし、もう40で辞めるって決めているので(現在35歳)、試合だけじゃなく1日1日を本当に大切にしてやっているつもりです。

――コロナの影響があった期間はどう過ごしていましたか?

マリモー 体調不良があったのでまずそれを治そうと思って、それが治ってきたのが春先ぐらいで、対人練習はできなかったので本当にもう1人でサンドバッグとかをずっとやっていました。

――今回の対戦相手・平塚選手の印象はいかがですか?

マリモー YETIがやれば同じ階級だし戦績的にも圧勝すると思ってましたけど、俺だと絶対的に体格差があるので、一般の人から見たら面白いのかなって思います。今回はもう挑戦だと思っているので本当に燃えます。

――では、自分が定めた40歳のゴールまで悔いなく戦っていくのが今の目標?

マリモー キングジムの他の奴らはチャンピオンになったり結果を出しているんですけど、俺はただ(戦績の)数が多いっていうだけなので、チャンピオンになったりしっかり結果も残したいですけど、やっぱり強い奴を倒していきたいです。チャンピオンとかは機会もあると思うので、とにかく負けないで倒すことにこだわりたいです。

――今回の試合への意気込みを最後に改めてお願いします。

マリモー 今年最後の最後にやってきたチャンスで本当にありがたいです。だからこそ「やらせてもらいます」って即答で迷わなかったです。さっきも伝えたように挑戦だと思っているので、しっかり自分からガンガン攻めて、倒せるよう精一杯頑張ります。

■向山鉄也会長「今どきいない、昭和のキックボクサー」

向山鉄也 会長

「もとは藤原ジムでやっていて、うちにきて12年ぐらい経つから、キックは結構15年ぐらいはやってるんじゃないかな。あいつのいいところは、根性というかそういのがある。だから試合でビビったりとかそういうのは全くない。今回も電話して『やるか?』と言ったら一発でやらせてください、やりますって言ってたからあいつらしい。

 その辺は昔のキックボクサーみたいだよね。昔は会長が明日やれと言ったら二つ返事で『やります』と言っていた感じだったから。だから“昭和のキックボクサー”かな。テクニックはないけど前にガンガン行く、なかなか今どきいない、そういう感じの選手です。

『マリモー』っていうリングネームは俺がつけたんじゃなくて、あいつが自分でつけたんです。単に北海道のマリモが好きだったのか、あの寒い中で耐え忍んで生きてる強さに感動したのか知らないけど(笑)。

(“地球外生物”というキャッチコピーについて)なんかインパクトのある名前の方がいいのかなと思ったし、それだけ謎の多いやつなんです。動物とかをすごく大事にするやつで、うちのジムでもいろんな植物とかカエルを飼っているんですけど、全部あいつが面倒を見ていて、だから別名“いきものがかり”と呼ばれてます(笑)。

 今回の試合は体格差はあるけど噛み合うんじゃないかと思うし、怪我なくいい試合をしてくれれればと思います」

■平塚洋二郎「修行だと思ってやっているので、相手が誰でも変わらない」

――試合まで日がない中で、YETI達朗選手から急遽相手が変わりましたがいかがですか?

平塚 そうですね、まぁパンチ・キックをやる競技には変わりはないので、特に問題はないです。もともと私は大道塾をメインにしていて修行だと思ってやっているので、そういう意味では相手が誰でも変わらないかなという感じです。

――平塚選手はその大道塾の全日本王者(2013年北斗旗全日本重量級王者)でもありますが、そもそもキックボクシングへの挑戦はどうして思い立ったのでしょうか。

平塚 大道塾は総合格闘技的なルールになっていますが打撃が好きだったので、打撃をもっと極めたい、立ち技をもっと磨きたいという気持ちからでした。

――それこそ90年代の大道塾の方たちは、他の競技にも積極的に挑戦されていましたよね。

平塚 そうです、そんな感じです。ああやって先輩方がやっていたのを自分も今経験したいなという気持ちで、タイでムエタイをやってみたい気持ちがあって、結局タイでは3回やりました。それで(チーム・タイガーホークの)船木(鷹虎)会長のところへ修行のつもりで行かせて頂いて、やっているうちにアマチュアの試合から出るようになって、プロでもやってみる?という話になったので、だから流れですね。

――そんな中で迎える今回の対戦相手マリモー選手の印象をお願いします。

平塚 前に前にガンガン出てくる選手なので、その圧力に負けないよう戦いたいなと思います。それをどうやってさばくか、逆に正面から行くか、その時の出方次第ですけど、どういうシチュエーションになるのか楽しみです。

――コロナもありましたし、試合は久しぶりとなるのではないですか?

平塚 そうですね、1年以上やっていないです。今年はなかったですし、しばらく勝てていなかったので、まずは勝ちというのをしっかり収めて、それをやった上でどういう勝ち方をするか、できれば倒して勝ちたいという感じです。

――改めて参戦にあたっての思いやファンの方へのメッセージがあればお願いします。

平塚 まずは必ず勝ちます。そしてお客さんが喜んでくれる試合を必ずやりますし、また呼んで頂ければありがたいなと思っています。