2016年03月01日 波賀宙也×鷹大 インタビュー!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2016年03月01日のニュースです。

2016年03月01日ニュース

波賀宙也×鷹大 インタビュー!

『DUEL.5』(03月06日、神奈川・海老名総合体育館メインアリーナ)、興行最終試合でWBCムエタイ日本統一スーパーバンタム級王座を争う波賀宙也(立川KBA)と鷹大(WSR)。ともにムエタイをベースとし、ベルトも巻いた同階級の実力者同士。緑のベルトはどちらの腰に輝くのか――。

 

波賀 

――試合が迫り、練習の具合はいかがでしょうか。
波賀 『タイトルマッチだからどうっていうのは特にはなくて、いつもの試合前と同じような練習をずっとやっています。大事じゃない試合というのはないし、だからタイトルマッチでもワンマッチでも同じような気持ちで練習はやっています。どの試合も優劣はないし、上だとか下だとかはありません。』

 

――今回は13年09月にドローで逃した王座に再び挑戦となります。
波賀 『3年前に引き分けてからずっと時間が止まっているような感覚で、今回相手は違いますけどこのベルトを獲らないと時間が進まないっていう感覚が自分の中ではあります。やっとまた組んでもらえたし、組んでもらった以上は結果を残さないといけないので、獲れるように頑張ります。最近は勝ちが続いているので、この流れで勝てればいいなと思います。』

 

――たしかに一時は不調も見られましたが、最近は再び連勝で好調です。何か変えたり、きっかけがあったのでしょうか。
波賀 『特に何が変わったというのはないんですけど、ただ減量の方法は変えました。昔は大幅に落として大丈夫だろうと思っていたんですけど、やっぱり試合当日思っていたような動きができなかったこともあるので、体重に関しては普段から気にするようにして、今の方が楽に動けます。』

 

――対戦相手・鷹大選手の印象はいかがですか?
波賀 『動画は見ましたが最近の試合じゃなかったのであまり分からないんですけど、何でもできて上手い選手っていうのを想定してしっかり練習しています。なのでいい試合になると思います。ムエタイのベルトをムエタイのジムの選手と争えるということでモチベーションは高いです。ムエタイの選手にしっかりムエタイで上回って勝つ、そのつもりで頑張ります。』

 

鷹大 

――試合を目前に、現在の体調や心境を教えてください。
鷹大 『久しぶりのスーパーバンタムっていうこともあって減量も早めに始めたので、そんなにキツくもなく調子はいい感じです。フェザーでやっていたんですけど、これからは戻してまたスーパーバンタムでやっていきます。フェザーの時は圧力なのか“追い詰められてる感”が半端じゃなくて、やっぱり階級って違うんだなっていうのを実感しました。スーパーバンタムの方が自分の動きができるし、今回再スタートです。』

 

――そういった中でいきなりWBCタイトルマッチの大勝負が決まりました。
鷹大 『やっぱりWBCっていうと自分の周りも「オッ」ってなって、「あのボクシングのやつでしょ」とか「緑のやつでしょ」みたいに言われて、全然反応が違いました。だからモチベーションの上がり方が違います。メインも初めてなのでありがたいし嬉しいです。』

 

――そのベルトを争う相手・波賀選手の印象をお願いします。
鷹大 『波賀選手はほんとめちゃくちゃ上手くて、当てさせないじゃないですか。それをどう当てるかっていうことですよね。でも、当てるのが難しい相手に当てたら俺スゴいなって思うし、そこが楽しみです。WBCっていうベルトを巻くには、やっぱり強い相手じゃないとダメだと思うんです。だから波賀くんとかそういう相手じゃないといけないと思うので、相手としてはこれ以上ないくらいです。』

 

――試合の意気込みをお願いします。
鷹大 『僕は身長もリーチも負けてるし、もう詰めてガンガン行くしかないです。変わらずパンチとローで行きます。2015年は2戦して2連敗でちょっとヤバくて、それが今年しょっぱなでデカい試合を組んでもらえたので、今回は気持ちを見てもらいたいです。その気持ちが出せれば必然的に勝てると思うので、その気持ちを見て頂きたいと思います。』