2020年02月29日 年間MVPに選ばれた大田拓真の今年の意気込み!

2020年02月29日のニュースです。

2020年02月29日ニュース

年間MVPに選ばれた大田拓真の今年の意気込み!

昨年、デビュー以来の苦闘を実らせWBCムエタイ日本統一フェザー級とS1ジャパン55㎏級の二冠王者となった大田拓真(新興ムエタイ)。NJKF2019年の年間MVPにも選ばれたが、今年初戦となる『NJKF 2020 1st』(02月16日、東京・後楽園ホール)でのバンラングーン・オーユッタチャイ(タイ)戦で判定負け。

苦い船出となったが課題を見出し、ここからの巻き返しとさらなる浮上を誓う。

大田拓真

――見事MVPを受賞した昨年を振り返っていかがでしょう。
大田 『去年は本当に思い通りに行った良い年だったと思います。やっぱり自分が高校を卒業して十分に打ち込むことができて、毎日練習のことばっかり考えることができて、それがよい結果に繋がったんじゃないかと思います。でも、まだまだ知名度がないですし、なのでもっと上を目指して、強くなって、誰にでも知ってもらえるような選手になりたいです。』

――そんな中、今年の第1戦は残念な結果となってしまいました(02月16日、バンラングーン・オーユッタチャイに判定負け)。
大田 『今年は世界を狙っていきたいと思っていたんですけど、よく分からないタイ人に負けちゃって“あぁ、俺ってまだこんなもんなんだな”っていう。レベルを知れたというか、結構自分にガッカリしました。久しぶりにムエタイ選手とやって、少しスピードだったりパワー負けをしちゃって、ちょっとビックリしちゃったっていうか。何ていうんですかね、やり辛かったです。』

――では、正直にスピード負け、パワー負けしてしまったところがあったと。
大田 『やっぱりちょっと違いました。蹴りでビックリしちゃって、これは蹴りでやっても勝てないなと思って、それでパンチしかないって思ったんですけど、思ったより攻められなかったっていう感じでした。』

――やり辛そうに見えていたのですが、蹴りに驚いてしまっていたところがあったのですね。
大田 『そうですね……やっぱりムエタイをやってきているので、ムエタイ同士で勝負しちゃったのが今回の敗因だったなと感じて、勉強にはなったんですけど、結構“何やってんだろう”ってなりました。』

――では、ムエタイでは分が悪いと思った時にどのようにしたらよかったのでしょうか。
大田 『蹴りをカットして返していくっていうムエタイっぽい練習をしてきて、それが速くてカットができなくて、反応的に追いつけなかったんです。それを食らって“ヤバい”ってなっちゃったんですけど、それがまずよくなくて、もっと蹴りをもらいながらでも返す、それができなかった、その判断ができなかったっていうのが。“ヤバい、カットしなきゃ、もらっちゃった”っていうのをやり過ぎちゃって、考え過ぎちゃったかなって。』

――では、もらいながらもどんどん蹴り返していかなければいけなかったと。
大田 『そうです。ミドルの勝負だとスピード的に速かったので負けちゃうじゃないですか。そこでミドルをもらってでもローを返していけばよかったなって思います。だからキックボクシングっていうか、ミドルの勝負じゃなく、ミドルを蹴りにくくさせる技を出してからパンチ勝負をしていけばいけたかなって思いました。それかやっぱり首相撲で泥臭く行った方がよかったのかなって思いました。ちょっとミドルの距離でずっと戦っていたので。いつも僕がいなしている感じを今回いなされたっていう感じです。それで終わった後は“あぁ、作戦ミスだな”と思って。』

――残念な結果になってしまいましたが、高い授業料を払ったと思って次から活かしていくしかないですね。
大田 『そうですね、やっぱりムエタイ選手とやるとなった時にいい感じで戦えていたらいいんですけど、負けてる場合、自分がどうしても分が悪いと思った時にどう変えていけるかっていうことですかね。あとはパンチのコンビネーションが少なかったなって思いました。蹴りをもらってからパンチを出すのに1発ずつだったりしたので、もっと細かくまとめられればよかったかなと思っています。最近パンチの練習をし始めて、パンチは若干上手く打てるようにはなってきたと思うんですけど、やっぱり咄嗟になるとパンチの上手い選手のように速い回転というのが出ないなぁと今回は思いました。』

――でも話を聞いていると、次への改善点はもうハッキリ見えてきているようですね。
大田 『結構落ちて“あぁダメだ”ってずっと考えて、あとはお父さんとどうすればよかったか、こういうのが足りなかったんじゃないかっていう話をして、それで出たのが今の意見っていう感じです。』

――スタートダッシュに躓いてしまいましたが、改めて今年の意気込みをお願いします。
大田 『ちょっと残念な結果になってしまったんですけど、課題は結構見つかってやる気は出ているので、また上に行きたいし頑張りたいなって思います。』