NJKF 2020 4th (11.15 )☆SAHO☆とYAYA 両選手に大会前インタビュー!

11月15日(日)に行われる「NJKF 2020 4th」では前大会で1回戦を勝ち抜いた☆SAHO☆とYAYAウィラサクレックによる「S1レディース バンタム級ジャパントーナメント」決勝が行われる。

 1回戦で☆SAHO☆は梅尾メイを、YAYAはKAEDEを振り切り勝ち上がったが、納得のいく試合はできず反省を口にする。決勝そして優勝への強い思いをそれぞれ語る。

▼S1レディース バンタム級ジャパントーナメント決勝 2分5R
☆SAHO☆(闘神塾/ミネルヴァ スーパーバンタム級王者)
vs
YAYAウィラサクレック(WSR幕張/J-GIRLSスーパーフライ級王者)


■☆SAHO☆
――梅尾選手との一回戦の感想はいかがですか?

☆SAHO☆ 自分の中では悔いの残る試合で、悔しい気持ちでいっぱいです。実際は相手も階級下の選手で、パワーや積極性という周りの人が期待する攻撃が見られなくて、2Rまで自分の持ち味を活かした動きができないままだったので、自分の中では全然ダメだったなっていう感じでした。

――どういったところが反省点になりますか?

☆SAHO☆ 1・2R相手の首相撲に付き合ってしまって、組まれた時の対処も練習していたんですけど、いざ試合になったら出せなかったです。その時その時の自分の判断や対応の仕方、気持ちが落ち着いていなかったっていうのがありました。唯一動けたのが3Rだったので対応が悪かったです。

――そういった反省を踏まえ、次戦の意気込みはいかがでしょう。

☆SAHO☆ また今回と同じような試合だったら周りの人もいい感じじゃないので、次は自分の持ち味を活かした戦い方ができるよう、今回の反省を活かして落ち着いて冷静な判断で戦えるよう頑張ろうと思ってます。

――決勝の相手YAYAウィラサクレック選手の印象をお願いします。

☆SAHO☆ とにかく気持ちが強いガツガツ来る選手で、実際に試合を見て気持ちの強さを一番に感じました。自分もガツガツ行くイケイケファイターなので打ち合いになると思います。それに負けないよう練習して、気持ちの面でも負けないようにしたいです。

――熱い試合になりそうですが、その中でも冷静にやらないとダメですね。

☆SAHO☆ そうですね。冷静に考えて、瞬時に対応できていたら9月も倒せていたと思うので、11月はしっかり落ち着いて冷静な考え方で試合ができたら大丈夫だと思ってます。

――それでは優勝へ向けた思いを最後に改めてお願いします。

☆SAHO☆“自分が絶対優勝する”という気持ちをもっと今以上に強く持って、試合では必ず勝ちます。9月の試合よりはるかに成長した姿を見せるので、そういう面でも楽しみにしてもらえればと思います。

■YAYAウィラサクレック
――KAEDE戦は延長まで至った接戦にして激闘でしたが、振り返っていかがですか?

YAYA 自分がやろうと思っていたことができていればもう少し早い段階で倒すイメージではいたんですけど、厳しい戦いでした。リーチの長さがあるのは分かっていたんですけど、それプラス前蹴りで入らせないKAEDE選手の作戦がすごく有効で、それをただもらっていても印象が悪いので、もうひたすら前に出て印象を与えようという気持ちで戦っていました。

――YAYA選手の圧力がきいてきて、次第にKAEDE選手が疲弊していったように映りましたが、そのことは感じましたか?

YAYA 3RぐらいからKAEDE選手が疲れているところが見えたので、チャンスだなっていうところはあって、でも疲れていながらも前蹴りとミドルは飛んできていたので、私はもう前に出るしかない、前に出続けるっていう作戦を通した感じです。

――そういった厳しい戦いを制していかがでしょう?

YAYA ホッとはしましたけど喜べる内容ではなかったし反省しかなくて、ギリギリ判定で勝てたのはよかったんですけど、いろいろ対策を立てても上手くいかなかったし、次はもっとしっかりやらないと難しいっていうのは重々分かってます。

――決勝の相手☆SAHO☆選手の印象をお願いします。

YAYA 大きいですね。あと手が長い。こないだの試合も強いのは分かっていましたが、やっぱり強いですね。スピードもパワーもテクニックもあって、パンチはスゴいですね。それで倒れるとは思わないんですけど、そこに対応できるよう対策を取っています。もちろん強いですけど、彼女にも隙はあるので、そこをしっかり狙っていけたらと思います。

――優勝への改めての意気込みをお願いします。

YAYA 私がこのトーナメントに参戦した理由はもちろんベルトを獲るためで、優勝しなければ意味がないので、相手が強敵ではありますけど、勝てば本当のチャンピオンになれると思うので、試合までもうそれだけを考えて戦っていきたいと思っています。