2013年07月10日 健太インタビュー!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2013年07月10日のニュースです。

2013年07月10日ニュース

健太インタビュー!

J-NETWORKウェルター級王者の大竹将人(TARGET)とWBCムエタイ日本ウェルター級王座挑戦者決定トーナメント準決勝で戦う健太(E.S.G)は、これが昨年11月以来のNJKF出場となるが、佐藤嘉洋を降し、地元・群馬への凱旋試合も勝利と波に乗ってのホーム帰還となる。ウェルター級で世界を目指す健太が新天地での意気込みを語る!

 

――06月は群馬で開催されたREBELSで勝利し、故郷凱旋を華々しく飾りました。
健太 『地元の人にも知ってもらえて、ポージングショーもできておひねりも頂けたんですけど、ちょっと内容的には苦戦した感じでした(苦笑)。それは相手の戦術にはまったっていうのもありますし、久しぶりのウェルター級で急な減量があったのもありました。キャリアで初めて、4週間で10㎏落としたんです。それで疲労回復しなかったのか、フットワークが重たかった印象があります。』

 

――勝利後のポージングショーには観客が押し寄せていましたし、体のキレは良かったのではないですか?
健太 『体はすごいキレていたんですけど、動きのキレは悪かったです(笑)。今までは74~75㎏ぐらいから4~5㎏しか落としてなかったんですけど、前回は試合間隔が空いて77~78㎏から67㎏まで落したので結構キツかったです。』

 

――そんな前回の経験・反省を踏まえ、コンディショニングは上手く進んでいますか?
健太 『今回は絶好調です。前回は2週間前でヘロヘロだったんですけど、今回は同じ2週間前でもガンガン動けますし、最高のキレとスピードを見せられると思います。感触いいですよ今回は!ただ、試合間隔が短くてバルク(筋肉の大きさ)が戻っていないので、体の方は前回ほどキレていないです(苦笑)。競技自体にはそっちの方がいいんですけど、そこ(肉体美と両立させること)は難しいところです(苦笑)。』

 

――対戦相手の大竹将人選手の印象はいかがでしょう?
健太 『これは悪気はないんですけど、人づてに聞いたぐらいでよく知らないんです。映像が手に入れば見ますし、見ないメリットはないから見たいんですけど、最悪見られなくても向かい合ってやり合えば1Rで掴めるとは思っています。逆にたくさん映像を見てイメージを掴んでやっても、やってみて違うなっていうこともあるし、そうすると修正に戸惑ったり、そういう逆のこともあるので。』

 

――ベテランらしい経験と対応力を感じさせるお話です。今回の試合がトーナメントの準決勝になることに関してはいかがですか?
健太 『佐藤(嘉洋)選手に勝ったのに挑戦者決定トーナメントからやるの?みたいな声もあったんですけど、僕的にはそんなことはなくて、あと3つ勝たないとベルトを巻けないなと思ってモチベーションが上がるし、毎日が頑張りやすいです。WBCを獲るために今回勝って、次は誰とやってって、明確に目標を立てやすいのでありがたいです。』

 

――では、ウェルター復帰1本目のベルトを目指し気持ちは高まっていると。
健太 『ベルトを獲って、この階級での存在感をアピールしたいです。前回はウェルターの1発目で減量がキツいのもあったんですけど、今回は自分のウェルター級の適性っていうものを見せられると思います。』

 

――これまでの健太選手の試合とはどう変わりそうですか?
健太 『僕がどう変わるかっていうより対戦相手ですよね。相手が一回り小っちゃい選手との戦いになるので、もうちょっと僕の動きが活きるんじゃないかなと思います。今までは相手が大きい分、どうしても押し合いとかで体力の消耗が激しかったんですけど、パワー・体力面でウェルターの選手は当然70㎏の選手よりやりやすいと思うので。今回は今年初のNJKF、久しぶりのムエタイルール、チャンピオン対決なので気合いが入ってます。順調なので自分も楽しみです。』