2014年05月08日 翔セン、【国内ライト級最強】を宣言!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2014年05月08日のニュースです。

2014年05月08日ニュース

翔セン、【国内ライト級最強】を宣言!

05月06日、J-NETWORK『J-KICK 2014 ~The sign of brave heart~ 2nd』(東京・後楽園ホール)でREBELS-MUAYTHAIライト級王者・ハチマキ(PHOENIX)と対戦した翔セン(勝手に命名)ことNJKFライト級王者の翔センチャイジム(センチャイムエタイ)は王者対決を制し2RKO勝ち。03月には“神”とも言われるセーンチャイ・PKジムと対戦した翔センは、国内ライト級最強を宣言し充実の時を迎えている。

 

翔センチャイジム 

――ハチマキ選手に見事な勝利でしたが、試合を振り返っていかがですか。
翔セン 『1・2Rは長い距離でゆったりやって、3Rから距離を詰めて首相撲からヒジ・ヒザという作戦で、会長にも1・2Rは「行かなくていいよ」と言われていました。チャンスがあればパンチとか蹴り、前蹴りを入れるぐらいでいいやと思っていたんですけど、2Rに左ストレートがスコーンと入ってそのまま倒れてくれて。“倒そう”っていう感じではなかったんですけど、力も抜けてそれが一番いいのかもしれないですね。抜ける感じの感触で綺麗に入りました。最後は時間も少なくてラウンドをまたぎたくなかったので、ほんとは3Rから勝負しようと思っていたんですけど決めちゃいました(2R2分57秒 KO)。 』

 

――03月の現代ムエタイ最強の男・セーンチャイ戦を経て今回の一戦でした。
翔セン 『負けてこんなことを言うのもあれなんですけど、もっととんでもないかと思っていて、思ったよりそうでもありませんでした。ただ遊ばれてコカされて終わるのかと思っていたんですけど、僕のパンチも全然当たったし、相手も焦っているのが顔で分かりました。組んでも「あ、このぐらいか」っていう感じでしたし、 あまりそういう雲の上の存在っていう頭がなければ、もうちょっと戦えたかと思います。でもセーンチャイさんは今ムエタイでトップの人でそれ以上はないので、あれを経験して気持ちが強くなったと思います。今日戦って、「自分で強くなってる、成長したな」って思いました。 』

 

――試合後にはマイクで国内ライト級で自分が一番強いという宣言もありました。
翔セン 『でも、もう実質いないような気がしないでもないんですよね(苦笑)。ハチマキ選手は新日本の石井(達也/日本ライト級王者)選手とやって負けましたけど、試合を見たら僕はハチマキ選手が勝っていたと思いましたし。あとは(高橋)幸光くん(MAライト級王者)ぐらいですかね。前口(太尊/J- NETWORKライト級王者)くんにもたぶん勝てると思うので。そうするとライト級はそんなに……。だから町田(光)くん、ヤスユキくんとか、60kgの選手、あの辺とやってみたいですね。60kgならウェイトもシンドいですけど行けないこともないと思うので。 』

 

――それはたしかに興味深い対戦カードです。
翔セン 『今日、元気さん(=山口元気REBELS代表)にも挨拶したんですけど、ライト級のチャンピオンをああやって倒したので、ストーリー的にも面白いじゃないですか。そういうのもアピールできたんじゃないかと思うし、面白い展開になるかなって期待しています。やっぱりプロとしてそういうストーリーは大事だと思うので、今日はすごく意識していました。』

 

――次戦は早くも06月08日『Muay Thai Open』とのことですが、今後の意気込みをお願いします。
翔セン 『今日はこれから自分の技を見せようっていう時に終わってしまって、皆「勝ったからいいじゃん」って言うんですけど、ただ勝てばいいっていうことではないんですよね。上を目指す上でそういう気持ちが一番大事だと思うし、向上心っていうか、それが以前と比べてだんだん変わってきました。前はベルトを獲ったら終わりだと思っていましたけど、31歳でこんなに向上心があって高まっているし、まだ全然成長できると思います。』

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