2014年07月09日 大和哲也とシップンミーインタビュー!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2014年07月09日のニュースです。

2014年07月09日ニュース

大和哲也とシップンミーインタビュー!

野杁正明との激闘を制してインターナショナル王座を防衛し、悲願のWBCムエタイ世界王座挑戦が昨年に続き再び迫ってきた大和哲也(大和)。自身を練り上げ、研ぎ澄ますようにして生きる日々の成果を世界タイトルマッチ前哨戦にぶつける。野杁戦に続き、その強さを示すことはできるか。
また、対戦相手ファイパー・シップンミーのコメントも届いている。

 

大和哲也

 

――大激闘となった野杁(正明)戦から5ヵ月ぶりの試合となりますが、振り返っていかがでしょうか。
大和 『上半期のベストバウトと言ってもらえるような、自分としても一皮剥けれるいい試合になったし、そういう一戦で勝てたことは自信にもなりました。今年は WBCの世界王座を獲るのを目標にしているので、そのために試合数が減っちゃっていますけど、タイトルを獲ることに集中してトレーニングができているので、いい感じかなと思います。前回も昨年9月に試合をしてその後02月まで空いていたので、そんなに間隔も変わらないし、試合勘は大丈夫かなと。』

 

――この間意識的に強化してきたことはありますか?
大和 『ムエタイで大事になる軸やバランスは普段から意識してトレーニングしています。筋力トレーニングとかそういうものではなく、もちろんそれも併行してやっているんですけど、自分の感覚を意識して、自分の体をもっと上手く使えるよう、普段から意識して練習しています。特にムエタイの場合はコカしもあるので軸は重要です。僕もベテランに入ってきているので、練習量を減らしている訳ではないのですが、最近は練習の質をより意識しています。ここから何かが特化してバコーンと秀でることはないと思うので、いかに今あるものを上手く使いこなせるか、自分の体を上手く使えるかっていう点は特に意識しているところです。』

 

――そうした感覚がよくなってきている実感はありますか?
大和 『はい、できてきていると自分で思いますし、それを今度の試合で試せると思います。でも、結局僕らは試合で出すことができなければそれが正しいということにはならないので、試合でしっかり出さないとと思っています。』

 

――試合が一番の効果測定の場となる訳ですね。そうした中で迎える世界タイトルマッチ前哨戦についてお願いします。
大和 『相手の名前、戦績と構え、あとはヒジとパンチで来るとは聞いているんですけど、そればっかりじゃないだろうなと思っています。でも基本、僕はムエタイスタイル、タイ人に対しては戦いやすいので今回の試合も楽しみです。若くてたぶん、イケイケの選手だと思うので。』

 

――たしかに多くの日本人がタイ人にいなされてしまうことが多い中、大和選手はさほど苦にしていない印象があります。
大和 『得意と言ってはなんですけど、やりやすいというか、ムエタイの試合は好きです。昔はよくいなされましたけど、今は逆に自分のプレッシャーを掛けながらやれています。そこは結構タイ人ともやって、勝ったり負けたりですけど、キャリアもあると思います。強い選手ともやってきて、それがいい経験になっているし、だから1つ1つの試合が勝ちも負けも無駄じゃなかったと思います。それがあっての今なのかなと。』

 

――集大成となる世界戦が迫る中、今回の試合へ向けての意気込みをお願いします。
大和 『噛み合う試合になると思うんですけど、バチバチの試合っていうより前哨戦にふさわしい、いい勝ち方をしたいです。観ている人たちに「世界戦が楽しみだな」って言ってもらえるような勝ち方をしなきゃいけないと思っています。』

 

シップンミー

 

シップンミー 『今回の試合のために厳しいトレーニングをしました。絶対に勝つ!日本のファンに私の強さを見せます!』

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