2014年07月17日 テヨンとTacaインタビュー!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2014年07月17日のニュースです。

2014年07月17日ニュース

テヨンとTacaインタビュー!

WBCムエタイ日本スーパーライト級王座を争うテヨンとTaCa。Krushでその豪腕を鳴らすTaCaだが、テヨンも負けじと強打を誇る。KO決着か、あるいはタイトルを狙う両者が、これまでにない面を見せる一戦となるのか。

 

テヨン 

――今年は立て続けに試合出場しているテヨン選手ですが、次なるTaCa戦を前にいかがでしょう?
テヨン 『やっぱりベルトが懸っているので、すごい獲りたいです。今年はNJKFのベルトを獲って天狗になり掛けていたところをRISEでそれをへし折られて目が覚めたというか、そういうところがあります(苦笑)。RISEのトーナメント(04月29日)では勝つ気で決勝に行ったんですけど、自分が思っている以上に相手(巨輝)が強くて崩せませんでした。相手がビビるぐらいの圧力が自分になかった、相手の脅威になる部分があまりなかったんだと思います。ポイントが示す通りの完敗でしたが、あの試合でキックボクシングの奥深さというものをすごく感じました。』

 

――ヒジ・ヒザが制限されるRISEルールは難しかったのではないですか?
テヨン 『組みつきとヒジは向こうができてこっちができないとかそういう場合があって、「個性」だと思うので、技は多い方がいいですよね。今回はムエタイルールなのでいろいろやってみようと思います。今回はちゃんと作戦があるので、相手もすごく強いんですけど、自分の戦い方ができれば勝てるというのを信じて、自分自身をしっかり持って臨みたいです。それでなおかつお客さんが喜ぶ勝ち方、KOで行けたらいいなと思います。』

 

――対戦相手のTaCa選手についてはいかがですか?
テヨン 『僕がデビューしたての頃からGAORAの放送とかで試合を見ていて、まさかやるとは思っていなかったですけど、緒方(惇)選手に続いてまたKrushの選手になるので、Krushの刺客を倒さないといけないと思ってます。誰とやっても負けたくないですけど、今回はベルトも掛かっていますし、相手がどんな選手、強かったとしても勝つ! っていう感じで行きます。』

 

――2本目のベルトへ向け気合いが入っていますね。
テヨン 『せっかくのムエタイルールで5Rなので、頭を使って自分を信じてやるだけです。スーパーライトのチャンピオンはみんな強いですけど、WBCのベルトを持っていればみんなそれを狙って来てくれると思うので、絶対WBCのベルトを獲って、その後の防衛戦で他団体のチャンピオンに勝って自分の実力を証明した いと思います。』

 

Taca 

――Krushが主戦場でNJKFには今回初参戦となるTaCa選手ですが、どんな気持ちでいらっしゃいますか?
Taca 『初参戦なのにいきなりタイトルマッチを組んで頂いたので、関係者のみなさんへ感謝の気持ちが一番に出てきます。でも会場は後楽園ですし、ムエタイルールはデビューして10戦目ぐらいまでは何度かやっているので、何とかなるかなとは思っています。』

 

――ムエタイルールはどれぐらいぶりになりますか?
Taca 『たぶん15、16戦ぶりで3年以上空いてます。でも首相撲だけは週に1回、必ずみっちりやる時間を作っていたんです。押し合いへし合いが強くないとっていうところはどうしてもあるので。ただヒザ蹴りは両手で組みつくと現状のルールでは禁止になっているので、片手で(掴んで)打つ練習をしていたんですけど、今回はそれ(=両手でのヒザ)を一生懸命練習してきました。』

 

――久々となるムエタイルールでの練習に取り組んでみて手応えはいかがでしょう。
Taca 『不安っていうより楽しみと僕は結構“荒っぽいパンチャー”っていうイメージが強いので、「あれ、意外と組めるじゃん」みたいに持っていきたいなと思ってます(笑)。せっかくムエタイルールですし、できることは全てやってやろうと。「何ならヒジで斬ってやろう」っていう感覚です。テヨン選手も打ち合い、パンチが強いイメージがあるので、真正面から行くよりはムエタイルールの幅をこっちが使わせてもらおうと思っています。「TaCaのムエタイも面白いな」っていう試合をしたいと思います。』

 

――対戦相手であるテヨン選手の印象をお願いします。
Taca 『とにかく左のフックとキックが強いのと体が頑丈そうですね。小細工なしで真正面から来る、単純に「強いな」っていうイメージです。正面衝突になると思うし、でもそこはなるようになると思ってます。』

 

――タイトル戦を控えての意気込みを改めてお願いします。
Taca 『調子は最高にいいんですけど、久しぶりのヒジと5Rの経験が今までないのでスーパーライトに落とすのも久しぶりなので気を使って仕上げようと思います。年も30ですし、やっぱり始めたからにはベルトが欲しいので、必ずベルトを巻こうと思います。僕という集大成を見せたいと思ってます。』

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