2014年11月06日 大和哲也インタビュー!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2014年11月06日のニュースです。

 

2014年11月06日ニュース

大和哲也インタビュー!

サゲッダーオ・ペットパヤタイ(タイ)の持つWBCムエタイ世界スーパーライト級王座に、昨年05月以来で再び挑む大和哲也(大和)。機は熟したと昨年の対戦を振り返り、王座奪取への思いを語る。

 

――悲願の世界王座奪取へ向け、2度目となるサゲッダーオ選手との対戦が迫ってきました。改めて前回の対戦を振り返っていかがでしょう。
哲也 『左ボディが効いていたので、もう1発行ったんですけど、その打ち終わりに左ヒジを合わされました。おそらく狙ったんだと思います。ボディを入れた後に僕 がヒジの当たる位置にいたので、そこでかぶされた形でした。ちょっと詰め過ぎてしまったんです。サゲッダーオ選手はリーチがすごくあるので、ヒジの射程距 離が長いというか。普通の選手がパンチを打つような距離でもヒジが普通に伸びてくるので、今回はそれも気をつけたいと思います。』

 

――逆転のヒジは誘っていたものだったと。
哲也 『サゲッダーオはヒジ・ヒザの選手だと思うんですけど、特に相手を誘って入れさせて、ヒジを打つっていうのが多いんです。だから今回は僕がその距離をかく乱して、オーソドックスなムエタイの距離ではなく、いろんな距離でやるのが一番かなと思います。』

 

――去年ははまだ自分が世界王者の器ではなかった、ということをインタビューで言われていました。
哲也 『僕は負ける度にそこから勉強してきたんですけど、あの試合でも色々と学ぶものがあったし、子供が生まれたり私生活の環境も変わって、試合でもそこから強豪相手に勝っているので、今年はどうかなって自分でも客観的に楽しみです。前回負けてから再挑戦までストーリーがすごくあって、そういう意味で今回は“獲るだろう”っていう感覚が自分ではあります。』

 

――追い込まれても試合を引っくり返すことができるサゲッダーオ選手の底力は今回も注意が必要ですね。
哲也 『前回は最後の勝負どころ・決め際を知っているのが勝敗を分けて、すごく勉強になりました。蹴りが重いとか、やり辛さはあんまり感じなかったんですけど、勝負強さやトップの強さというのを感じました。最後に勝ちを持ってくることができる…それがあるからサゲッダーオ選手は強いんだろうなって。今年はそれをこっちへ持って来れるようにしたいです。』

 

――最後に改めて意気込みをお願いします。
哲也 『当日は日本でキックボクシングのWBC世界戦をやるっていう歴史的な1日になると思います。これで色々と大きく変わると思うし、そこからの展望・やりたいことが自分の中にはあるので、梅野選手と一緒に日本人初のWBCムエタイ世界王者になって、来年へ繋げたいです。』

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