2015年02月13日 NJKF王座に挑む6選手インタビュー!
キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2015年02月13日のニュースです。
2015年02月13日ニュース
NJKF王座に挑む6選手インタビュー!
『NJKF 2015 1st』(02月15日、東京・後楽園ホール)ではバンタム・ライト・ウェルターと3階級のNJKFタイトルマッチが行われる。いずれも再戦となった試合は前回の勝者が返り討ちとするのか、あるいはリベンジか。試合を目前にした6選手の声をお届けする。
NJKFバンタム級タイトルマッチ
白井『同じ相手と2度やるのは今回が初めてなので(13年07月に対戦し、白井の判定勝ち)、いろいろ分かる部分もあるし、そのイメージと自分がどれぐらい変われているかだと思います。前田選手は前回の時点でももう長くやってきていて“形”っていう部分ではそんなに変わらないと思うんですけど、自分はまだ“形”っていうものがなかったので、前は相手に合わせてやってきていたのを、今回はある程度こういう風に行きたいっていう“形”があるので、それも含めていい動きができればと思っています。前回のタイトルマッチ(13年10月)は緊張して全く自分の動きができなかったので、今回は防衛戦っていうのもあるんですけど練習でやってきた動きが出せれば。もうやることは全部やってきたので、後は試合で全てをぶつけられたらと思います』
前田『あとは体重だけなので、ここまではすごく順調に来ています。なかなか掴みどころのない相手なので、やり辛いと言えばやり辛いんですけど、今回は倒してしっかり勝ちたいと思います。前回はなんだかんだでちょっと相手のペースで戦ってしまったかと思っているので、今回はそうは行かないよっていう感じです。ちょっと偉そうに言わせてもらうと、元々バンタムのベルトは負けて失った訳ではなくて、返上してベルトを返しているので、それを少し時間は掛かってしまいましたけど、取り戻そうかなっていう感じで思ってます。自分がNJKFのチャンピオンにふさわしいと思っているので、それをあるべきところに必ず取り戻します』
NJKFウェルター級王座決定戦
侑也『前回テヨン選手に負けて崖っぷち状態で、ほんとに次負けたらもう後はないんじゃないかなって思う立場なので、今回は絶対勝たなきゃいけない状況です。前回(09年09月)は1Rで、パンチですぐ終わってしまったので、相手の強い部分があまり目立たないような試合になりましたけど、トータルで言ったら首相撲も蹴りもヒジも上手い選手ではあるので、侮れないなっていう感じです。今回勝って次に繋げたいです。ベルトが懸かっているのでまたもう一度獲って、WBCムエタイ路線に絡んでいきたいです。健太選手に挑戦したいので、今年は次勝って、年内には健太選手に挑戦できる立場になりたいです』
DAI『仕上がりは前回、去年のタイトルマッチ(14年04月、健太に2RKO負け)の時よりいい感じです。去年は何て言うか、タイトルマッチっていうことでちょっと浮かれていた部分があったので、今回は普通の試合としてとらえていて、もう獲りに行きます。大和選手は僕が初めてKO負けした相手なので、もうやり返したるっていう気持ちがあるし、ちょうどよかったです。タイトルマッチのリベンジと大和侑也のリベンジに。いい機会をもらえたなと思ってます。今回気持ちはすごくあるし、もう獲ったります。対策もある程度はしてますけど、対策より自分自身を追い込む感じでやってきて、いい具合でできました。ベルトをもらうんで、よろしくお願いします』
NJKFライト級王座決定戦
階『前回のタイトルマッチ(13年12月、翔センチャイジムに3RKO負け)は何もできないまま終わってしまったんですけど、今回またタイトルマッチというチャンスを頂いて、しっかり練習して準備はしてこれたと思います。凌太選手とは1回やってるんですけど(13年09月)、たまたま僕のハイキックが当たってダウンを獲って勝てただけで、それ以降も押され気味なところがあったので、そのダウンがなかったら負けていたと思います。なので前のことは一切関係ないですし、逆に今回の方が凌太選手は強いと思うので、そう思いながら練習してきました。しかも前回はホームでやって勝った試合なので、前回勝ってるとかは一切なく、逆に気を引き締めて試合へ向けての準備をしました。やることはやったので、後はリングに上がって力を出そうと思ってます。そんなに回ってこないチャンスなので、しっかり覚悟を持って、その覚悟を作ってきたので見て頂きたいですし、体の方は練習でピークですけど、気持ちを試合までの時間でもう少し高めて、それを出したいと思います』
凌太『一昨年の11月に東京から福岡に活動の拠点を移して、一時はもう第一線で試合をするのは……と思っていたんですけど、環境に恵まれてコンディションも東京にいた時以上に作ることができたので、かなりいいパフォーマンスを試合で発揮できるんじゃないかなと思います。いろんなジムに出稽古へ行かせてもらって、第一線で活躍している選手からタイ人までいろいろ練習させてもらっているので、そういった意味では東京にいた時より充実した環境じゃないかなと思います。前回は大阪に行って試合をして、1Rにハイキックでダウンを獲られて、2・3Rこっちとしては盛り返してドローまで持って行ったつもりだったんですけど、判定が覆らなかったので、個人的には負けたっていう印象がないし、結果としてリベンジにはなりますけど、十分に勝算はあるかなと思います。ずっと憧れていたライト級のベルトなのでモチベーションはかなり高く作ってますし、周りも期待してくれているので、その期待に応えるためにも精一杯試合をしたいと思います。そしてベルトの価値を高めていくために、もっと頑張っていきたいです』