2015年05月08日 NJKF王座に挑む4選手インタビュー!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2015年05月08日のニュースです。

2015年05月08日ニュース

NJKF王座に挑む4選手インタビュー!

『NJKF 2015 3rd』(05月10日、東京・後楽園ホール)ではスーパーバンタム・スーパーライトと2階級のNJKFタイトルマッチが行われる。試合を目前にした4選手の声をお届けする。

 

NJKFスーパーライト級タイトルマッチ

宮島教晋『仕上がり具合はバッチリです。基本的にはいつもとそんなに変わらないですけど、いつも以上にシンドいメニューをしっかりこなして、トレーナーも力が入ってやってくれていました。精神的なものに関しては、タイ人のトレーナーなので『ガンバレ』っていうぐらいなんですけど(笑)、もうデビューの頃からやってもらっていて、ミットとかスパーリングをする時もそういう感じ(=ガンバレ)でやってくれていました。嶋田選手は体がガッチリしてますし、パンチがあるなっていう印象です。それに対してトレーナーから『こうやれ』っていうことは言われてます。嶋田選手の映像をトレーナーも見てくれているので考えて教えてくれたと思います。これまでいろんな国の人と対戦していい経験をさせてもらってきたと思うし、ちょうど今一番いいタイミングでタイトルマッチを迎えられます。試合の意気込みは……心配御無用!』

嶋田裕介『仕上がりは順調に来て動きもいいので自信はあります。今回5Rでミットのラウンド数が増えたぐらいで特別変えたことはないんですけど、いつも通り会長のミットでイメージトレーニングをやってます。僕はマスもスパーもやるんですけど、会長と同じで基本はミットでイメージしながらやっていく形です。(ここ2試合は過去にドローだった宇都宮城、敗れているマリモーをともにKOし好調ですが?)あの2試合は特にそのイメージ作りが上手く行きました。今回もいろんなパターン練習でイメージができて、動けているので自信があります。宮島選手は距離を大事にしていく選手なので、僕が距離をどれだけ詰めていけるかっていうのが今回の鍵だと思います。相手の距離を崩して入っていければ……っていう感じです。ベルトを目標にずっとやってきたんですけど、このベルトを獲ってからが新たなスタートだと思っているので、ここはきっちり獲って次に繋げていきたいです。』

 

NJKFスーパーバンタム級タイトルマッチ

波賀宙也『毎試合毎試合そうなんですけど、今までで一番追い込めたかなっていうのがあって、練習はしっかりできました。いい試合になるんじゃないかと思います。向こうは初めてのタイトルマッチで、モチベーションはこっちより上かもって思ってるかもしれないですけど、僕も本気でタイトルを獲るつもりでちゃんと練習してきたので、モチベーションに関しては負けてないと思います。前回は展開的にはずっと首相撲になって、たぶん相手も首相撲を練習してきてると思うんですけど、その分こっちも練習してきてるので、もし首相撲で勝負してきてくれたら、明確に差が出るんじゃないかと思います。もし首相撲を避けてきたら避けてきたで、ミドルだったりヒザだったり、パンチもヒジも練習してきているので、全てにおいて勝負できる準備はしてきています。この1年は長かったです。まずNJKFのベルトをしっかり獲って、そうじゃないとこの1年が全て無駄になってしまうので、それからWBCです。前回宮元(啓介)くんと引き分けてベルトを獲れなかったので、NJKFを獲ってから宮元くんにもう1回挑戦したいです。』

金子貴幸『今回はタイトルマッチもですけど初めての5Rなので、それに向けて走ったりだいぶ体力作りをやってきました。波賀選手には前回完敗しちゃったので、どれだ け相手に追いつけてるか、追い抜けているかが楽しみです。当時波賀選手はチャンピオンで、チャンピオンとの差を感じさせられた試合でした。でも、あれから 2年ぐらい経って試合経験も積んで、いろんな選手ともやってきたので、そういう面ではだいぶ変わったと思います。精神的に強くなってると思います。波賀選 手は上手くて首相撲が強い印象です。タイ人とやってる試合も見たんですけど、全然劣らないというか、むしろ勝ってるんじゃないかというぐらい首相撲が強 かったです。ちょっとやったぐらいでは勝てる首相撲にならないと思うので、そこは止まらないよう上手く動いて、いかに捕まらないかだと思います。2年前に 1度負けて、その時はほんとに何もできず完敗だったので、今回はそこから追いつけてるか追いつけていないのか、それをリングで感じて、楽しみながら行きた いと思います。』