2015年09月15日 アレクシス・バラテウ×宮元啓介インタビュー!
キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2015年09月15日のニュースです。
2015年09月15日ニュース
アレクシス・バラテウ×宮元啓介インタビュー!
『NJKF 2015 6th』(09月27日、東京・後楽園ホール)で行われるWBCムエタイ インターナショナル スーパーバンタム級王座決定戦はアレクシス・バラテウ(=Alexis Barateau/WBCムエタイ世界スーパーバンタム級16位/フランス)と宮元啓介(WBCムエタイ日本統一同級王者/橋本道場)が争う。昨年、国崇に僅差で敗れ再チャレンジとなる宮元、アグレッシブなファイター・バラテウが王座奪取への意気込みを語った。
――宮元選手は拳のケガで予定されてた08月01日の『BLADE』を欠場となり、06月に出場したシュートボクシング(SB)以来の試合となります。
宮元 『練習の時に右の拳をケガしてしまい、それがSBへ出た時に悪化してしまったので、今後のことを考えてBLADEは断念しました。でも治すのに集中したらよくなったので、今はもう拳は大丈夫です。』
――では右拳のケガもあり、SBの時は本調子ではなかった?
宮元 『右拳だけで体の調子はよかったんです。なので“蹴っていけばいいかな”みたいな軽い考えもあったんですけど、それ以上に内藤選手が強かったです。』
――ではそういう経験もあり、拳のケガを治すことに集中したと。
宮元 『やっぱり万全な方がいいじゃないですか。ケガがあった方が逆に調子よかったりもするのかなとも思ったんですけど、でも万全に越したことはないですよね。』
――そういった中でWBCムエタイ インターナショナル王座を懸けたアレクシス・バラテウ戦が決定しました。
宮元 『映像もYouTubeにあったので何試合か見ました。ガンガン攻める感じで、すごくアグレッシブですよね。僕と噛み合うような感じがするので、面白くなりそうだなっていうか。』
――宮元選手としてはそうやってガンガン来る選手の方がやりやすいのでしょうか。
宮元 『そうですね、待ちでカウンター狙いっていう選手より、向こうから来てくれた方が会場も盛り上がるし、僕としても楽しみなので。』
――そういったアグレッシブであることに加え、さらなる印象はいかがですか?
宮元 『蹴りもできるし、結構いろんなパンチを打つじゃないですか。振り分けてアッパーを打ったり、いろいろなパンチを打って来るので、面白い選手だなと思います。』
――タイ人との対戦はある宮元選手ですが、それ以外の外国人との対戦はこれが初めてではないでしょうか。
宮元 『そうですね、初めてです。でも、そこはそんなに意識はしてなくて、あまり関係ないっていうか、楽しみっていうだけです。』
――インターナショナル王座には昨年も強い意気込みで挑んだものの、残念ながら奪取なりませんでした。
宮元 『まさか今年も来るとは思っていなかったので、すごいモチベーションが上がっちゃいました(笑)。ほんとこんなチャンスはもうないと僕の中では思っているので、これは絶対獲りにいかなきゃいけないっていう気持ちがあります。』
――去年は2-1で採点が割れる、非常に僅差での敗戦でした。
宮元 『僅差だったし、勝ったかなって言ってくれた人も多かったので、それを見てくれたのかな、それで今年も組まれたかのかなって思います。インターはすごく欲しいベルトだったし、こんなチャンスがまた来ることはないので、練習もこれまで以上に一生懸命やって、万全な形で仕上げていこうと思います。』
――そんな気合いの入る王座決定戦に改めての意気込みをお願いします。
宮元 『こんなチャンスはもうほんとにないと思っていますし、インターナショナルを今年獲るか獲らないかで来年の試合状況もいろいろ変わってくると思います。なのでここが正念場というか、いい形=KOで獲りたいと思ってます。ここが今後を左右する大きなものになると思うので、そこをKOでベルトを獲りたいです。何で倒したいっていうより、何でもいいので倒したいです。パンチでもいいし、蹴りでも大技でもいいし、とりあえず倒したいです。』
バラテウ『自分はパンチが得意でファイタータイプの選手です。最近の試合はタイ人が相手で判定負けをしてしまいました。タイ人は他の国の選手と比べ、やはりよりテクニックがあると思います。宮元の試合はYouTubeで2試合見ました。いい選手だし強いなという印象です。フランスとタイ以外では中国でも試合をしたことがあります。日本は映画などで観ましたが美しい国で色々なところへ行ってみたいし、初めて行くので楽しみにしています。私にとってはアウェーの試合ですが、よい試合を見せますので応援してください。』