2016年02月11日 テヨン×セイサック インタビューとカード変更!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2016年02月11日のニュースです。

2016年02月11日ニュース

テヨン×セイサック インタビューとカード変更!

昨年11月、ハチマキを4Rノックアウトに降し、保持するWBCムエタイ日本統一スーパーライト級王座を守ったテヨン。昨年末に第一子が生まれて父となり、「子どもにいっぱい試合を残したい」と新たな気持ちで迎える2016年第一戦へ向け語った。

 

 


なお、第1試合に予定されていたNEW JAPAN WARSⅡ スーパーライト級準決勝で一輝(同級2位)と戦う予定だった天野誠也(同級4位)が練習中の負傷によりドクターストップ。対戦相手が変更となり一輝は初のタイ人選手となるラッヒィン・セイシカイ(タイ/誠至会)との対戦が決定した。
ラッヒィン・セイシカイは元ルンピニー、ラジャダムナンにて3階級で上位ランカーとなっており、近年は西日本を中心に日本トップ選手との試合を重ねている。

 

 

テヨン

 

――昨年11月興行を前にしたインタビューではお子さんが生まれるとのことでしたが、いかがですか。
テヨン 『12月27日に男の子が元気に生まれてきてくれたのでよかったです。やっぱり生まれたら生まれたで育児だったり家庭内が大変っていうのはあるんですけど、それは他の方もそうだし同じぐらいだと思います。』

 

――そうした中で迎える2016年第一戦はタイ人との対戦になりました。
テヨン 『あんまり難しく考えすぎちゃうと気負っちゃう感じがするので、そんなに特別だったり難しくは考えていないんですけど、ここを何とか勝っていいスタートを切りたいというのが今回のテーマです。』

 

――タイ人とは今回が初対戦ということでいいですよね?
テヨン 『オーエンジャイ(※キックボクシングを見ながらタイ料理を味わうことができたお店)があった時に今はレフェリーをやっているゲンナロンと1度試合をしたことはあるんですけど、スパーリングぐらいの感じだったし、体重もゲンナロンが80㎏ぐらいあって、10㎏近く違っていたような感じでした。対タイ人というのはその1回だけで、実質初めてです。でもコーチはタイ人ですし、会長にもアドバイスをもらって、それでイメージを固めています。』

 

――どんな試合をイメージしていますか?
テヨン 『たぶん元気な時は動いて、疲れたら組んでっていう、セオリー通りっていえばセオリー通りに来るんじゃないかと思います。なので元気なうちに攻防があった方が、攻撃が交錯して当たりやすいんじゃないかなと思っています。逆にブロックとか組みだけしかやらなくなると、すかされてしまうイメージがあるので、今回はガンガン行くつもりです。1・2Rのお互い元気なうちに、重いのをどこかに当てたいです。』

 

――最終ラウンドを流してくるようだと、勝負は実質2Rしかないとも言えます。
テヨン 『そうなんですよね。去年はよく考えたら3回戦の試合に勝てていなくて、勝ってるのは5回戦の試合なんです。なのでこれは改めないといけないなと思って、最近は最初の頃の何も考えない若々しさが消えてきちゃった感じで(苦笑)、1Rでも2Rでも関係なく行けていたどう猛さが無くなってきているので、今回は僕から行こうと思います。』

 

――セイサック選手の試合は見ましたか?
テヨン 『健太選手とやったのは見たんですけど、健太選手と僕では戦い方が違いすぎて参考にならないかなって(苦笑)。でも、日本人のヒジも入るんだなっていうのは思いました。全然当たらないことはないんだなって思ったのと、これは会長も言っていたんですけど、スタミナが無いからラクをして勝ちたい、ヒジをガンガン打って切りたいっていうのを全面に出してくるので、そこら辺は気を付けたいです。でも、また一つ勉強というか経験になりそうな試合なので楽しみです。』

 

――お子さんが生まれ、父親となっての第一戦で気合いが入っているのではないかと思います。
テヨン『今は子どものためにやる感じで、子どもにいっぱい試合を残してあげたいと思っています。今は映像とかが残る時代だから、後で見られるよう、40戦ぐらいやったら40試合分見られるかなって。僕の父親(※父もテヨン同様キックボクサーで王者だった)の試合は父親的にいい試合しか残っていなくて全部は見られないので、やっぱり家族としては気になります。見たかったけど見られない試合がいっぱいあるので、僕はいっぱい試合をして、子どもが大きくなったら見られるようにいっぱい戦います。今回は判定で勝つとか考えていないので、倒したいというか倒す気持ちで行きます。』

 

セイサック

 

セイサック 『相手のことはよく知らないけどマイペンライ。パンチがあるらしいから気を付けるよ。自分はヒジもできるし、蹴りもできるし、首相撲も何でもできる。前回(健太戦)は重い体重(67㎏契約)での試合で失敗しちゃったけど、今回は大丈夫。ガンバリマス。』