2018年09月12日 『KUNLUN FIGHT 76』宮越慶二郎が判定負け!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2018年09月12日のニュースです。

2018年09月12日ニュース

『KUNLUN FIGHT 76』宮越慶二郎が判定負け!

09月09日に中国の山東省、済南市の山東財経大学体育館で開催された『KUNLUN FIGHT 76』に、日本からは宮越慶二郎(拳粋会)が1年4ヶ月ぶりに64kgのワンマッチで参戦。

中国の孙志祥(Sun Zhixiang)選手と戦い、2-0の判定負け。
孙志祥(Sun Zhixiang)選手は以前、KUNLUN FIGHTでスアレック選手に延長の末勝利。今年05月には潘選手と戦い、同じく判定で勝利した選手。

1R
お互いがパンチを敬遠してか、ステップを使いながら相手の様子を見る両者。ローで距離を測るも、双方ステップバックで攻撃をかわす。宮越が前に攻めるも、孙がステップバックし、攻撃がなかなか当たらない。下がりながら右ミドルやボディーを出す孙。インターバル中、レフェリーより“もっとアグレッシブに戦うように”と指導を受ける両選手。

2R
開始早々、前に出る宮越は蹴りからパンチで攻撃するが、ステップバックをしながら応戦する孙。孙の前蹴りをくらい、後ろに倒れると、前に前に攻撃を始める孙。コーナーに追い込むが、宮越がうまくパンチの連打でかわすと、両者よりアグレッシブに。パンチから膝、蹴りで前に出る孙。宮越もパンチの連打で攻撃する。

3R
お互い、パンチで攻撃し、相手が出るところを前蹴りで止める攻防。宮越がパンチの連打で孙をコーナーにつめるが、ステップでかわす孙。前に前にとプラッシャーをかける宮越だが、終始ステップで交わす孙。
孙選手は前回の潘選手の試合での戦い方とは違い、終始ステップバックで宮越対策での戦いを行った。

双方ダメージに残るクリーンヒットは無かったものの、要所要所での前蹴りやミドルを当てた孙に2ジャッジが30を付け、孙が2-0で反対勝ち。

宮越『1年4ヶ月ぶりのクンルンファイト、半年ぶりの試合でした。今回は出稽古に沢山行かせて頂き、スパーなどの対人練習に重点を置いてきました。試合内容としては、僕がロー主体でいく事を見抜かれていたのか、距離を取られて、要所要所でポイントを取られてしまい、自分も術中にはまってしまって巻き返す事が出来ませんでした。ただ、練習してきた事を出せた部分もありましたし、反省点が明確だったので、今後に繋げていきます。』