2018年11月09日 YETI達朗×匡志YAMATO インタビュー!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2018年11月09日のニュースです。

2018年11月09日ニュース

YETI達朗×匡志YAMATO インタビュー!

YETI達朗(キング)は今年02月に白神武央を破りWBCムエタイ日本統一王座を獲得、匡志YAMATO(大和)は決定戦を制し今年55月にNJKF王者となった。『NJKF 2018 4th』(12月02日、後楽園ホール)ではそんな2人がYETIの持つWBCムエタイ日本統一王座を懸け激突する。

 

ともにKO決着への意欲を強く見せる両者。NJKF2018年のナンバーシリーズを締めくくる一戦で、ベルトを腰に年を越すのはどちらとなるか。

 

YETI達朗

 

――今年02月、過去1敗1分と大きな壁であった白神選手を倒しWBCムエタイ日本統一王座を奪取しました。改めて試合を振り返っていかがでしょう。
YETI 『白神選手に負け(16年02月)、ベルトを奪われてからずっとリベンジを目標にやっていたので、リベンジできた時は達成感があり、素直に嬉しかったです。』

 

――WBC王者となり、何か変わったことはありますか?
YETI 『大きな変化はありませんが、“もっと強くなりたい”という意識が更に高くなりました。』

 

――その後戴冠第1戦となる06月のクンタップ戦では左フックをズバリ決めての初回ノックアウト。こちらの試合の振り返りもお願いします。
YETI 『クンタップ選手のリズムにならないよう、自分から攻めて倒したいと思っていたのでそれがハマりました。』

 

――試合前には指導を仰ぐ元ボクシング王者・吉野(弘幸)会長直伝の「左でも倒したい」と話していましたが、見事その通りとなりましたね。
YETI 『ずっと教えて頂いていた左フックなので、やっと試合で出して倒すことができてよかったです。』

 

――現在7連勝と絶好調ですが、これについては?
YETI 『結果としては嬉しいですが、自分自身はそんなに意識していません。』

 

――前回の試合から半年間試合が空きましたが、どのように過ごしていましたか。
YETI 『09月の興行は相手が決まらず試合ができませんでしたが、変わらずいつも通り練習していました。』

 

――今回迎える挑戦者・匡志YAMATO選手の印象をお願いします。
YETI 『名門・大和ジムの選手なのできっと強い選手だと思いますが、最高の状態でリングに上がり、お客さんが興奮するような試合をしたいと思います。』

 

――今年は王座奪取&強豪タイ人を初回KOで完全に覚醒したかのYETI選手ですが、最後に今年最後の試合にして防衛戦の意気込みをお願いします。
YETI 『今興行で一番熱い試合をして、しっかりKO防衛で興行を締めたいと思います。熱い応援を宜しくお願いします。』

 

匡志YAMATO

 

――今年05月、王座決定戦を制しNJKF王者となりましたが、試合を振り返っていかがでしょう。
匡志YAMATO 『僕のことを信じて応援してくれている全ての人たちの喜ぶ顔が見れて泣けました(笑)。』

 

――チャンピオンとなり何か変わったことはありますか?
匡志 『僕を見る周りの目が変わったし、僕自身もチャンピオンになって練習に対しての意識がかなり変わりました。』

 

――匡志選手がキックボクシングを始めたきっかけを教えてください。王者となり、その頃を振り返っていかがですか。
匡志 『始めたのが18歳で、そのころ地下格闘技が流行っていたのでそれに出るつもりで始めましたが、同じジムにいるプロ選手にボコボコにされる毎日が悔しくて、“俺も同じ土俵に立ってボコボコにしてやる”と思ってプロを目指しました。いま振り返れば「そんな気持ちが弱いのに勝てる訳ないよ」と当時の自分に言ってやりたいです(笑)。』

 

――王者となり、その後はどんな風に過ごしていましたか。
匡志 『チャンピオンになっても変わらず課題を持って毎日練習しています。チャンピオンになってからの方が成長していると思います。』

 

――戴冠後「まだまだ上を目指してやっていきます」と語りましたが、その通りチャンスがすぐに来ました。いかがですか?
匡志 『去年のジムの忘年会の時に「NJKFとWBCのベルトを獲ります」と言っていたし、そのつもりで生活してきてトレーニングしてきたので後は試合で思いきり戦うだけです。』

 

――7連勝、覚醒したかの強さを見せる王者・YETI選手の印象をお願いします。
匡志 『YETI選手は蹴りもパンチも上手くて強い選手です。試合も動画を何回も見ていますが最近はパンチのテクニックが成長しているように見えます。ですが覚醒したかの強さは僕も負けていないので、ポスターのタイトル通り“超野獣大決戦”になると思います。』

 

――そんな王者とどう戦いますか?
匡志 『YETI選手も今年ベルトを獲ったばかり、僕も今年ベルト獲ったばかりなのでそこはチャンピオン同士、意地のぶつかり合いになると思ってます。』

 

――匡志選手は関西での試合が多かったこともあるので、どんな選手かご自身での紹介をお願いします。
匡志 『確実にムエタイスタイルでは無いと思います(笑)。ローは得意ですね。』

 

――今回の試合について、ジムや周りの方からはどんな風に言われていますか?
匡志 『ジムの人たちには7-3ぐらいで相手の方が強いと言われてます(笑)。ただ、過去に中国の英雄みたいな選手と戦ったことがあるので別にそこは気にしていません。相手の方が強いと言われた方が僕は燃えます。』

 

――それでは最後に試合への意気込み、ファンへのメッセージをお願いします。
匡志 『YETI選手は強くて素晴らしい選手ですが、僕の今までやってきたことを出すには最高の相手だと思ってます。今年最後の試合でバチっと倒して、緑のベルトを巻いて地元の神社へ除夜の鐘を鳴らしに行きたいと思います。熱い試合をするんで応援よろしくお願い致します。』

 

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