2018年11月25日 松谷桐×池上侑李 インタビュー!

キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2018年11月25日のニュースです。

2018年11月25日ニュース

松谷桐×池上侑李 インタビュー!

今年06月、一航(新興ムエタイ)との高校2年生対決を制しNJKFフライ級王者となった松谷桐(VALLELY)。昨年10月のデビューからようやく1年を過ぎたばかりで、『NJKF 2018 4th』(12月02日、東京・後楽園ホール)では王座初防衛戦を迎える。対するは、こちらも3年生の高校生ファイター池上侑李(岩崎道場)。

 

高校生ウォーズⅡ、ここに開戦!

 

松谷桐

 

――戴冠第1戦となった09月の高坂侑弥戦は勝利したものの反省が多かったと聞きます。あの試合で見つけた反省点を教えてください。
松谷 『KOで勝ちたい気持ちが強く、無駄な力が入って狙い過ぎてしまったところです。もっとタイミングを合わせていれば倒せていたところも多かったと思うので、そこが反省点です。』

 

――高坂戦の後はどんな風に練習してきましたか?
松谷 『試合の反省点を改善することと、後はスタミナです。今回は防衛戦で5Rなので5Rやるつもりはありませんが、最後まで動き切れるスタミナをつける練習をしてます。』

 

――対戦相手、池上選手の印象をお願いします。
松谷 『動画で試合を見ましたが、池上選手はその時より確実に強くなっていて油断はできません。でも、自分も確実にレベルが上がっているのでいつも通り行こうと思ってます。』

 

――「“倒そう”という気持ちが出過ぎてしまうとよくない」と以前話していましたが、初防衛戦で力の入る今回は大丈夫ですか?
松谷 『今回はそういう場面でも大丈夫なような練習もしてきたので試合では落ち着いて戦えると思います。』

 

――最近はどんなところがよくなっていますか?
松谷 『以前はスピードとパワーに頼っていたところがありましたが、練習をしてスタミナやテクニックも上がってきているので試合では前回よりもっとすごい自分を見せれると思います。』

 

――今回の試合について周りからはどんな風に言われていますか。
松谷 『防衛戦するのは大前提ですが、KOで勝利することを期待されています。』

 

――試合へ向けての意気込み、ご覧になる方へのメッセージをお願いします。
松谷 『チャンピオンとしてチャンピオンらいし試合をして、派手な技や圧倒的に倒して勝つので応援よろしくお願いします。』

 

池上侑李

 

――自身がどんな選手であるか、得意技やスタイルなど自己紹介をお願いします。
池上 『池上侑李です。高3年生になります。得意技は……強いて言えばミドルキックでしょうか?打たせずに打つ!でも打たれてる、みたいな……(笑)。』

 

――格闘技を始めたきっかけを教えてください。
池上 『小学5年生の時に岩崎道場の主催興行「IGOSSO」を父に連れられて見に行き、気がついたら入門していました(笑)。』

 

――道場では普段どんな練習をしていますか? よく言われること・道場の教えについても教えてください。
池上 『シャドー・サンドバッグ・ミット・マススパーなどの普通のキックボクシングの練習に加え、站椿(たんとう)等の武術的な訓練をしています。技というよりも【動作】のレベルを上げるように言われます。道場で教わることは、武術的なことや運動力学的なことが多いです。』

 

――高校生ファイターとして普段はどんな風に過ごしていますか?
池上 『普通に朝起きて学校へ行って、夕方から練習に行って夜中に帰って……の繰り返しです。休みの日は余裕がある時は友達と遊びますが、家にこもってひたすら疲れを取ってます(笑)。勉強との両立は……お察し下さい(笑)。周りの人たちには「お人好し」とか「格闘技やってるように見えないね!」と言われます。』

 

――今回挑戦する王者、松谷選手の印象をお願いします。
池上 『映像で見ただけですが、この前の試合と一航選手とのタイトルマッチを見ました。印象はパワーがあってKO率が高い、無敗。そんなところでしょうか。』

 

――そんな松谷選手に挑む今回、どんな試合にしたいですか。
池上 『毎回のことなんですが、どんな展開になるのかやってみなければ分かりません。でも激しい展開になることは間違いないと思いますし、楽に勝たせてくれる相手ではないことは分かってます。』

 

――王座奪取への意気込みをお願いします。
池上 『しっかり持ち味を出して戦い、高知へベルトを持って帰ります!』