2019年02月18日 波賀宙也×ラットと大田原友亮×ペットワット インタビュー!
キックボクシング ムエタイ ニュージャパンキックボクシング連盟 NJKF。2019年02月18日のニュースです。
2019年02月18日ニュース
波賀宙也×ラットと大田原友亮×ペットワット インタビュー!
昨年末『NJKF 2018 4th』(2018年12月02日、東京・後楽園ホール)において波賀宙也はペットワット・ヤバチョウベースに判定、大田原友亮はHIRO YAMATOに2R TKOと揃って勝ち星を上げた。『NJKF 2019 1st』(02月24日、東京・後楽園ホール)でも共演を果たす2人は、波賀が元ラジャダムナン・バンタム級3位のラット、大田原がペットワットとともにタイ人を迎え撃つ。
2019年、日本での初戦をともに好スタートで飾れるか。4者が試合の意気込みを語った。
――昨年最終戦はご自身で『辛勝』とされたペットワット戦でしたが(2-0の判定勝ち)、振り返っていかがでしょう。
波賀 『最初に首相撲の展開になった時、組んでみて組みやすかったんです。がっちりハマるというか。“最悪首相撲で勝負すれば勝てる”というのがあったので首の展開が多くなりました。ただ、もう少し蹴りを中心に試合を組み立てたかったなと。』
――2017年を『キャリアの中で一番苦しい1年でした。ただ得たものも大きく、最も成長できた年でした』と言われていましたが、昨年はその成長を試合に出せるようになってきたのでしょうか?
波賀 『一番試合に出せたのは01月・新日本キックでのバカイペット(元BBTVバンタム級王者)戦ですね。ヒジで切ることもできたし、自分自身の動きもよくてベストバウトでした。ただ、まだ試合によって体調の良し悪しの差が大きいので、そこをもう少し調整できるようにしないと。バカイペット戦を超えるパフォーマンスをできるようにするのが当面の目標です。』
――その後は連敗から復調し現在は3連勝、昨年はどんな1年でしたか?
波賀 『ひとまずWBCのベルトが戻ってきて安心しました。やっぱり勝負の世界なんで勝ち続けないと。連敗があったからこそ、今まで以上に勝ちに貪欲になりました。』
――今回の対戦相手、ラット選手の印象をお願いします。
波賀 『上手いですよね。距離の取り方も上手い。お互い距離の取り合いになると思います。』
――12月の試合後、マイクやSNSで『来年は日本人のトップ選手とやりたい』『ここ最近、守りに入り過ぎてた』『今年は色々と攻めて攻めて挑戦してきたい』といった発言がありました。今年はどんな年にしたいですか。
波賀 『タイ人相手だと、体力的にももちろんですけど精神的にも疲れるんですよ(笑)。見てる側も日本人同士の試合の方が分かりやすいだろうし、日本人とやりたいなと。そう思って発言したんですけど、またタイ人になりました(笑)。今年はキックボクシング・ムエタイだけでなく、様々なことに挑戦する年にしていきたいです。タイでのビジネスも考えているので、今年はその布石を打っていきたいです。』
――それでは試合の意気込みをお願いします。
波賀 『04月にも今回以上の強豪との試合が決まっているので、しっかり次に繋がるような内容で勝ちたいです。』
――ラット選手はNJKF初出場となりますので、ご自身がどんな選手であるか教えてください。
ラット 『私は経験がたくさん有り、ベテランのボクサーです。』
――日本の好きなところを教えてください。
ラット 『日本は暑さ寒さの四季がいいですね。』
――昨年08月、日本で片島聡志選手に判定勝利していますが、この試合はいかがでしたか?また、過去に一戸総太選手と引き分けているそうですが、この時のことも教えてください。
ラット 『片島戦の時はよいコンディションでした。一戸選手のことはよく覚えてないです。』
――時間の短い3Rの試合は難しくないですか?気をつけている点や5Rと変えているところがあれば教えてください。
ラット 『バンチ主体に考えてます。』
――今回の対戦相手・波賀選手の印象をお願いします。
ラット 『彼のことは特によく知りません。』
――試合の意気込みをお願いします。
ラット 『とにかく、楽しみにして下さい!』
――久々のNJKFとなった昨年12月のHIRO YAMATO戦は振り返っていかがでしょう。
大田原 『NJKFのリングにまた上がれて、そこで結果を出せたことはすごく大きかったと思う。』
――01月に行ったタイでの試合(判定負け)をはじめ、今後も続々試合が決まっています。何かやる気を新たにするきっかけがあったのですか?
大田原 『今までやらなくて“ちゃんとやってればな”って最近気づいて、応援してくれる人も増えたし、本当の自分を見てもらいたいと思うようになったからですかね。』
――前回12月の試合前は立川KBAに住み込みで練習し、『こんなに練習したことがない』と言われていましたが、どれだけ過酷だったか教えてください。
大田原 『タイにいた時はもっとしていましたが、復帰してからは朝から練習したことが無かったので、久しぶりで大変でした。』
――今回の対戦相手、ペットワットは12月に波賀宙也選手と対戦し接戦の末判定負けを喫しています。印象をお願いします。
大田原 『タイ人だなって戦い方ですけど、これが凄いってところもないかなと思います。』
――今年はどんな年にしたいですか?
大田原 『“本気でやったらやっぱりこいつ強い”ってみんなに思ってもらえるように結果を出して、活躍していくことですかね。』
――それでは試合の意気込みをお願いします。
大田原 『01月のタイでだいぶ自信になったので、1ラウンドからガツガツ行って倒しに行きます。』
――12月の波賀戦は残念な結果となってしまいました(判定負け)。試合を振り返っていかがですか?対戦した波賀選手の印象もお願いします。
ペットワット 『チャンピオンと試合ができて嬉しかったです。首相撲が力強かった印象です。』
――今回対戦する大田原選手の印象をお願いします。波賀選手と比べてどうでしょう。
ペットワット 『ジムで映像を見ました。パワーよりテクニックがある選手だと思いました。波賀選手との違いは、試合をしてみないと分かりません。』
――ペットワット選手は日本に来てちょうど1年になります。この1年はどんな1年でしたか。
ペットワット 『指導だけでなく試合も組んでもらえ嬉しいです。ジムのメンバーも優しい人が多く、楽しいです。何より日本はショッピングが楽しく、食事も美味しいです。』
――タイでの試合より短くなる3Rの試合は難しくないですか? 何か気をつけたり変えていることがあれば教えてください。
ペットワット 『3Rが難しいとは思いませんが、ラウンドが少ないので早い流れの展開が必要だと感じました。』
――それでは試合の意気込みをお願いします。
ペットワット 『とにかく勝つことです。』