2019年09月17日 宮崎勇樹×シンダム インタビュー!

2019年09月17日のニュースです。

2019年09月17日ニュース

宮崎勇樹×シンダム インタビュー!

『NJKF 2019 3rd』(09月23日、後楽園ホール)のメインで波賀宙也とIBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王座を争うトンサヤームとともに、タイから来日を果たす同門のシンダム・ゲッソンリット(タイ)。05月の厚木興行ではミドル・ハイと鋭い蹴りを多用し松本龍斗に判定勝ちし、今回はMA日本フェザー級王者・宮崎勇樹を相手に連勝を狙う。

 

対する宮崎は昨年09月、当時のWBCムエタイ日本統一フェザー級王者・新人に敗れており、「今興行で一番盛り上がる試合します」と雪辱勝利に気合いをこめる。

 

宮崎勇樹

 

――NJKFには1年ぶりの参戦となります。昨年の新人戦(判定負け)を振り返っていかがでしょうか。
宮崎 『新人選手は手足が長くてとても入りづらく、相手のペースで試合が進んでしまいました。後半巻き返したかったのですが、間に合わず負けてしまったので今回は前半から飛ばしたいと思います。』

 

――その後、今年04月には保持する王座の初防衛に成功しました。この試合はいかがでしか?
宮崎 『防衛戦はめちゃくちゃ気負ってしまい、前半はガチガチでいつもの動きができませんでした。後半ペースを戻してなんとか勝てた感じになったので、今回は本当に最初が勝負だと思います。』

 

――王者となって1年以上が経過し、防衛にも成功しました。ご自身で変わったところはありますか?
宮崎 『やはり王者になり防衛してからが始まりだと思います。以前の倍くらい出稽古だったり、練習内容もかなりよくなり成長しているのが分かるので、王者としても強くなきゃいけないという自覚がかなり出てきました。』

 

――今回はシンダム選手との対戦になります。試合を見ての印象を教えてください。
宮崎 『映像を見て、蹴りと首相撲が強いなと思いましたが、体力とスピードはあまり無いなと感じました。体力とスピードは自分の方が勝っているので、そこで勝負したいと思います。タイの選手とは初めてなので、いつもより気合いを入れて練習もできてますし、何より試合が楽しみです!』

 

――試合へ向け強化していることや意識している点があれば教えてください。
宮崎 『やはり首相撲が強いので首相撲はいつもより対策しています。タイ人選手に首相撲も負けないで圧倒して勝ちたいと思います。』

 

――ファンへのメッセージをお願いします。
宮崎 『今興行で一番盛り上がる試合します。“宮崎勇樹の試合は面白いな”と思って帰ってもらえるよう、全力で盛り上げたいと思いますので応援よろしくお願いします。』

 

シンダム

 

――05月の厚木興行では松本龍斗選手と日本で初めての試合でした(判定勝ち)。振り返っていかがですか?
シンダム 『自分が得意とする蹴り、ミドルキックを中心に戦うことができ、勝ててよかったです。ただ外国で試合をするのは初めてでしたし、初めての日本で分からないことが多く緊張しました。日本は思ったより暑かったですし、少し動きが硬かったと思います。』

 

――今回はMA王者の宮崎勇樹選手と対戦します。試合はご覧になりましたか?
シンダム 『すいません、相手のことはよく分からないのですが、しっかり練習していますし大丈夫です。精一杯頑張って、今回もKOを狙っていきます。』

 

――前回はシンダム選手のハイとミドル、組んでのヒザが光った試合でした。今回はどんな技を見せたいですか?
シンダム 『前回の蹴りに加え、ヒジ・ヒザ、パンチをより見せていきたいと思います。』

 

――厚木では冷静な戦いぶりが印象的でしたが、緊張したりすることはあるのでしょうか。
シンダム 『頑張って一生懸命戦うだけですし、自分はそれができると思っているので何も心配していません。今回も23日の試合に向け十分準備はできています。』

 

――それでは日本のファンにメッセージをお願いします。
シンダム 『ムエタイは僕にとって大切なもので、また日本で試合ができて嬉しいです。頑張って激しい試合をお見せしますので、日本のみなさん僕とトンサヤームを応援してください。』