2019年12月14日 大田拓真 勝利者インタビュー! | NJKF | ニュージャパンキックボクシング連盟

2019年12月14日のニュースです。

2019年12月14日ニュース

大田拓真 勝利者インタビュー!

『NJKF 2019 4th』(11月30日、後楽園ホール)でS1ジャパントーナメント55㎏級を制した大田拓真に試合の振り返りと戴冠の喜び、そして今後の目標を聞いた。

 

大田拓真

 

――S1ジャパン王座獲得おめでとうございます。試合を振り返っていかがですか?
大田 『僕的にはもっとできるかなっていう気持ちがあったんですけど、上手くやらせてもらえず、反省点しか残らなかった試合で、結構落ち込みました(苦笑)。蹴りの勝負でもっと蹴っていけばよかったなっていう気持ちがあったんですけど、やっぱり馬渡選手が前蹴りが上手いのもあって、ちょっと蹴りづらいなっていうのがありました。』

 

――試合は2Rに右ハイキックでダウンを奪い、これが勝負を分けました。
大田 『あのハイキックは試合前から「これは絶対当たるでしょ」ってずっと家族で話していて狙ってました。ムエタイ同士の戦いで、だからこそ嫌だなっていう技が自分で分かるんです。ムエタイの人ってやっぱり前蹴りとかを持とうとするじゃないですか。それで1Rに右前蹴りを試して、そしたらやっぱりキャッチしたんですよね。それで“これは手を下げるな”と思って、あれはブラジリアンキックっていうらしくて僕は名前を知らなかったんですけど(笑)、その蹴りをやったらたまたま当たったっていう感じです。』

 

――では、ハイキックが狙い通りに行った一方、全体の蹴り数が少なくさせられてしまったのは思っていた通りではなかったと。
大田 『そうですね、ちょっとダメでした。どちらもムエタイスタイルで、やっぱり蹴りを制する戦いになるっていうのが僕の考えだったので、そこで出だしからコケちゃった感じがあって、ちょっと納得がいかなかったです。』

 

――ダウンの奪取後は馬渡選手の追い上げにあいました。
大田 『気持ちの強さだったり、その部分もちょっと負けちゃって、なんか自分が弱く見えたっていうか、すごく反省点が出ました。』

 

――ですが、試合前に目指していた今年全勝は達成することができました。
大田 『全勝できたことはとりあえずよかったなって。周りも喜んでくれて結果としてよい年になりましたし、勝って課題が残ったので、余計いい勉強になったと思います。』

 

――今年は全勝プラス、ベルトも2本という年になりました。
大田 『やっぱりチャンピオンベルトを同世代というか近い歳の人たちがみんな獲っていたので焦りもありましたし、これで獲らないとヤバいっていう気持ちはすごくありました(苦笑)。』

 

――今回の試合で明らかになった課題を教えてください。
大田 『今の格闘技は何でもできる選手が強いので、やっぱり何でもできないとダメだなと思います。蹴りだけじゃなくパンチでもヒジでも効かせたりできるよう、強い攻撃が出せるようになりたいと思ってます。』

 

――来年の目指すところを聞かせてください。
大田 『今回よい結果は出せたので、とりあえず世界のベルトに行きたいなと思ってます。ただ、ちょっと今回みっともない試合をしちゃったので悩ましいです(苦笑)。世界に行きたいと言っても“こんなので行っていいのかな?”とも思うので、まずタイトルマッチではなくランカーとやってみたいです。』

 

――今年は弟の一航選手が先にWMCのチャンピオンとなり、その焦りもあったのではないですか?
大田 『すごくありました。デビューも僕が先ですし、悔しいっていう気持ちはすごくあって、当時はバイトもしていたんですけど、バイトより練習しないとなって。それで日に2回練習したり、練習の後も動画を見てとか、そういうのを毎日やっていたんです。バイトをしないとそういう時間を作れるので、やっぱり練習以外にもそうやって向き合っていると全然違うんだなって。全勝できたのはそれがよかったのかなと思ってます。』

 

――来年の意気込みをお願いします。
大田 『やっぱり負けたくないので、来年も全勝できたらなって。あとは世界をかじる程度ですけど、やってみたいなっていう気持ちもあります。今年は最後の最後ですごく気が引き締まりました。“メチャクチャやらないと”っていう気になりましたし、来年も頑張ります。』