「NJKF 2021 4th」総括。11月7日（日）、東京・後楽園ホールで開催された。
今大会ではトリプルメインが置かれ、最終試合（トリプルメイン㈽）は王者・山浦俊一と挑戦者・久井淳平によるWBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級タイトルマッチ。王者・山浦が初防衛戦に挑んだ。
構えをスイッチする変則的な戦いを見せる久井だが、山浦は3Rに入りヒジと首相撲からのコカしで徐々にペースを握っていく。得意の首相撲に持ち込む山浦はその後もパンチとヒジを織り交ぜ攻勢で試合終了。判定3-0で王座を守ると、試合前に「夢」と語っていた子どもたちとベルト姿での記念写真に納まった。
トリプルメイン㈼にはIBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王者・波賀宙也が登場するもクン・ナムイサン・ショウブカイを攻め切れずドロー。NJKFとINNOVATIONのスーパーフェザー級王者対決となったトリプルメイン㈵では、梅沢武彦が3Rにダウンを奪って櫻井健を判定で降した。
2試合が置かれたセミファイナルはともに女子の王座戦。S1レディース2021スーパーフライ級王座決定戦（ダブルセミファイナル㈼）ではルイが3R終了時点で劣勢であったが、4・5Rを首相撲からのヒジとヒザで盛り返し、KOKOZを逆転。3-0の判定勝ちで初戴冠を果たした。
ミネルヴァ ライトフライ級王座決定戦（ダブルセミファイナル㈵）は今年2月の再戦となり、前回同様激しい打ち合いを制して真美がERIKOに判定勝利。リベンジを退け、こちらも初戴冠となった。
また第5試合では真吾YAMATOがマリモーにヒジ打ちで初回KO勝利を収め、NJKFスーパーライト級暫定王者に輝いた。
▼トリプルメインⅢ WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
〇山浦俊一 (新興ムエタイ) WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者
VS 判定3-0 (50-47、50-47、50-56)
×久井淳平 (多田ジム) WBCムエタイ日本スーパーフェザー級1位
▼トリプルメインⅡ スーパーファイト 57kg契約 3分3R
△波賀宙也 (立川KBA) IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王者
VS 判定1-1 (30-29、28-29、29-29)
△クン・ナムイサン・ショウブカイ (タイ/尚武会) 元MAXムエタイ55kg級王者
▼トリプルメインⅠ スーパーファイト 60kg契約 団体対抗戦 3分3R
〇梅沢武彦 (東京町田金子) NJKFスーパーフェザー級王者
VS 判定3-0 (三者とも30-26)
×櫻井健 (Hard worker) JKIスーパーフェザー級王者
▼ダブルセミファイナルⅡ S1レディース2021スーパーフライ級王座決定戦 2分5R
〇ルイ (クラミツムエタイジム) ミネルヴァ スーパーフライ級1位
VS 判定3-0 (49-48、48-47、48-47)
×KOKOZ (TRY HARD GYM)
▼ダブルセミファイナルⅠ ミネルヴァ ライトフライ級王座決定戦 3分3R
〇真美 (team lmmortaL) ミネルヴァ ライトフライ級1位
VS 判定3-0 (30-28、30-27、30-27)
×ERIKO (ファイティングラボ高田馬場) ミネルヴァ ライトフライ級2位
▼第5月試合 NJKFスーパーライト級王座挑戦者決定戦 3分3R
〇真吾YAMATO (大和ジム) NJKFスーパーライト級1位
VS KO 1R1分27秒
×マリモー (キング) NJKFスーパーライト級3位
▼第4試合 NJKFバンタム級王座挑戦者決定戦 3分3R
〇志賀将大 (エスジム) NJKFバンタム級1位
VS 判定3-0 (30-29、30-29、30-28)
×池上侑李 (岩崎道場) NJKFバンタム級2位
▼第3試合 NJKF65kg契約 3分3R
〇野津良太 (E.S.G) NJKFウェルター級2位
VS 判定2-0 (30-29、29-29、30-29)
×ナカノ・ルークサラシット (エスジム) NJKFスーパーライト級8位
▼第2試合 ミネルヴァ 56kg契約 2分3R
〇KAEDE (LEGEND) ミネルヴァ スーパーバンタム級2位
VS 判定3-0 (29-28、30-28、30-27)
×水野志保 (名古屋JKファクトリー)
▼第1試合 NJKFフライ級 3分3R
〇吏亜夢 (ZERO)
VS KO 3R0分46秒
×玉城海優 (RKA糸満ジム)
『NJKF 2021 4th』
日時：2021年11月7日(日)
OPEN 16:45/START 17:30
場所：東京・後楽園ホール
《お問い合わせ》
ニュージャパンキックボクシング連盟 事務局
TEL 046-205-9350
FAX 046-210-3083
E-Mail：njkf2019@gmail.com