2020年03月20日『NJKF 2020 west 2nd』試合結果、国崇がスウェーデンからの刺客を撃破!

2020年03月20日のニュースです。

 

2020年03月20日ニュース

 

『NJKF 2020 west 2nd』試合結果、国崇がスウェーデンからの刺客を撃破!

03月15日(日)、岡山コンベンションセンター・コンベンションホールで、NJKF拳之会主催興行『NJKF 2020 west 2nd』が開催された。15回目を迎える同ジム主催興行は長年、ジムのある倉敷市で行われていたが、会場の閉鎖に伴い昨年から岡山市に舞台を移していた。

 

今興行の目玉は2つ。昨年、日本人としては初めてISKAの殿堂入りを果たした国崇がスウェーデンからの刺客を迎え撃つ国際戦と、K-1で大活躍したピーター・アーツの登場だ。アーツは19歳になる双子の子供たちを今興行に送り出してきた。

 

メインに登場した国崇は、この試合がキャリア98戦目。昨年はRIZIN初出場などもあったがその試合も含めて連敗中で、1年ぶりの地元での試合に連敗脱出を期して臨んだ。対戦相手はISKAからの推薦を受けてスウェーデンから初来日した“アフロサムライ”ジョナサン・セライ。28歳で戦績は27戦23勝(7KO)4敗。タイトル歴こそないが、タイを拠点に活動するアグレッシブファイターという触れ込みだ。なおこの試合はISKAムエタイルールで行われ、ジャッジはラウンドマストとなる。

 

 

1R、国崇はローを起点に攻撃。序盤から得意のボディも繰り出していき、右ストレートやバックヒジも繰り出すなど好調を感じさせる。ジョナサンはロー、ミドルを中心に応戦し、接近戦になるとヒザを出してくる。
2R、中盤には早くも国崇のローが効いた様子。ボディを受けた際にも顔を歪めたジョナサンはやや動きが鈍るが、ミドル、ボディなどを出して反撃の機会を伺う。

 

 

3R、ここまで劣勢のジョナサンは攻撃のギアを一段アップ。しかし国崇はタテヒジを当てて生え際のあたりをカットすることに成功。さらに右ストレートをヒット。ジョナサンはドクターチェックを受けるが、ここは続行となる。国崇は引き続きロー、ボディと攻め、終盤にはタテヒジの追い打ち、そしてミドルをクリーンヒットするとその打撃音に場内からはどよめきが起きる。
4R、距離を詰めてのボディでジョナサンの動きが落ちると、国崇は再びバックヒジを繰り出し、さらにハイキックもヒット。国崇の攻勢が続くが、ジョナサンも諦めた様子はなくパンチを返す。

 

 

5R前半、攻め込まれながらもタフさを見せるジョナサンに、国崇はやや攻めあぐねたか手数が減るが、ボディを機に後半は再び攻勢に。押し続けたまま試合終了のゴングが鳴った。

 

 

3判定はジャッジ2者がフルマークの50-45、1者が49-46というほぼ一方的な内容で国崇が勝利。98戦目を勝利して勝利数を55とするとともに、地元興行では負け知らずの12勝目。連敗は4で止めたが、昨年に続いて倒しきれなかったことについては苦笑いを浮かべた。

 

『やりにくい相手ではなかったし、ローなどが効いている手応えもありましたが、出してくる攻撃が軽くて、『どこかで強いのを出してくるんじゃないか』と警戒してしまって』とコメントした国崇は、あと2試合と迫った100戦目に向けては『デビューした時、100戦しよう!』とか目指してやってきたわけではないですからね。一つの節目ではありますけど、今は早くそこは越えたいという気持ちです。その先もあるので』と語った。とは言いつつも記念試合となる100戦目に関しては、年内に国内で開催の方向で調整中だ。

尚、試合結果は別紙の通りとなる。

 

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