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DUEL.23 梅沢武彦・HIRO YAMATO、試合直前インタビュー

 NJKF『DUEL.23』(5月21日、神奈川・カルッツ川崎)メインイベントⅣではNJKFスーパーフェザー級タイトルマッチ、王者・梅沢武彦(東京町田金子)vs同級1位HIRO YAMATO(大和)が行われる。両者は過去に2度対戦しており1勝1敗。今回が決着戦となる。
 第1戦はHIROが勝利したが、21年2月の前戦では梅沢が延長戦で判定勝利し、NJKFスーパーフェザー級王者となった。両者とも今回で決着、第4戦はないとともに意気込む。因縁にケリをつけ、ベルトを持ち帰るのはどちらとなるか。

■梅沢武彦(東京町田金子/NJKFスーパーフェザー級王者)
「アラサーだけど全然まだまだ成長している。今回は圧倒的に勝ってケリをつけ、『もう1回やりたい』って言わせない」


――試合が近づきどんな心境でしょうか。
梅沢 どうせ減量もあって遊びにも行けないので、ゴールデンウィークも返上して仕事と練習していました。なので試合が終わってからいっぱい遊ぼうと思います。

――声の調子や話からは充実した感じと仕上がりの順調さが伺えます。
梅沢 試合が近いからってネガティブな感情になったりは全くしないので、仕上がりはバッチリですし充実してやってます。

――今回は王座防衛となりますが、これに関してはいかがでしょう。
梅沢 王座防衛っていうよりやっぱり相手がHIRO YAMATOで3回目になるので、しっかり勝ってケリをつけたいという感じです。前回やる2年前ぐらいに1回やってその時は負けいて、1勝1敗で今回が3回目なので、ケリをつける感じが強いです。

――前回勝ってリベンジ、チャンピオンにもなられたので、あまり決着戦という感じはないかと思ったのですが、そうではないのですね。
梅沢 前回もギリギリ延長の判定だったので、今回は圧倒的に勝ってケリにしたいです。前回はシンドかったです(苦笑)。向こうもすごい自分のことを意識してるので、「もう1回やりたい」って言わせない、圧倒的に勝ちたいです。

――2回戦っての印象はどうでしょう?
梅沢 やっぱり強いですね、彼は。2回やってる分、僕が一番彼の強さを知ってるんじゃないかと思います。体の強さがあって技術もあるので、結構根性を入れないとキツい試合になるかなと覚悟はしてます。

――前回も試合序盤はHIRO選手が優勢に進めました。
梅沢 そうですね、結構気合いを入れた試合になりました。前回はやっぱり最後、特に延長に前へ出たから気持ちで勝てたのかなっていうのを感じました。向こうは技術のある選手なので、こっちは逆に泥臭くやっていたら、だんだん自分のペースになってくるのかなっていうのはありました。

――ですが、今回はもっと圧倒的に勝つ?
梅沢 もっと圧倒的です。技術面でも、自分も全然まだまだ進化しているので、1年前よりは強くなってると思います。

――常に直近の試合の反省から改善点を抽出し、そこをトレーナーの方と取り組んでいるとお話されていましたね。
梅沢 前回の試合の時はその1つ前で負けて、そこでだいぶよくない部分が見えたので、そこを直していけたかなって思います。あれからは一応全部勝ってきてるんですけど、勝った試合でもトレーナーがすごい“ここがどうのこうの”って練習で言ってくれるので、それを話し合ってやっていて、すごく強くなっている自信はあります。

――では前回の試合から1年3ヵ月が経ちますがその時とは違う?
梅沢 全然違います。向こうも若いのでまだまだ成長してると思いますが、自分はもうアラサーですけど全然まだまだ成長してるので、そこは負けないんじゃないかと思います。

――しっかり悪い部分を直し、いいところを伸ばしていけば年齢に関わらず成長できると。
梅沢 全然まだまだ行けますね。

――“再戦”ということに関してはいかがでしょう。手の内が知れていて嫌な感じなのか、あるいは前回勝っていて自信があるのか。
梅沢 油断みたいな気持ちはあまりないです。それよりも今回差をつけて勝ちたいなっていう。向こうもやっぱり強いけど、自分は上がっているので、そこは気合いは入れてます。あんまり油断みたいのはないです。

――それでは試合へ向けての意気込み、メッセージを最後に改めてお願いします。
梅沢 本当にみんなの応援がすごい力になっていて、それはチャンピオンになってからすごく感じているものなので、今回も応援して頂ければ。僕も熱い試合を見せるので、何か感じてもらえればいいかなって思ってます。チャンピオンらしいところを見せて勝ちます。


■HIRO YAMATO
「バックスピンキックの金的はやめてほしい(笑)。今回は完勝というか、“もう降参です”っていう感じの試合にしたいです」


――試合が目前に迫り調子はいかがですか?
HIRO いい感じで行けていて、全部僕が勝つ流れになってるなって風に思います。何かいい出来事だったり、練習の中で気づけることだったり、タイミングもいろいろ合うことだったりがあって。そういう“勝つ流れ”の時のいいことがすごく起きて、いいことが寄ってきている感じです。

――今回はタイトルマッチで、梅沢選手とは3度目の対戦となりますが、どんな印象がありますか?
HIRO なんて言うんだろう……“友達”みたいな感じですかね(笑)。試合になったらまた違うんですけど、普段は友達みたいな。まぁ僕が勝手に思ってるだけですけど。選手としてはすごい蹴りが上手だなっていうのと、いろいろ一通り試合を見たんですけど、バックスピンキックがよく金的に当たるんで、あれはちょっとやめてほしいです(笑)。バックスピンキックがなんか毎回的中率が悪いので、それはちょっと反則でしょうと(笑)。もしやってくるならバックスピンをやり返してやろうと思います(笑)。そこは“気をつけてよ”って言っておきたいです。

――直近の対戦となる、1年3ヵ月前の第2戦を振り返っていかがでしょう。
HIRO 僕が悪い流れだったので、ちょっと最悪だったなって。どっちが勝ってもおかしくないような感じだったので、1勝1敗のここで勝って、“いやいや、俺が勝ってたよ”っていうのを証明したいです。“1年間貸してあげてたよ”ぐらいの感覚です。

――最近は熱戦こそ見せながら連敗となってしまっているHIRO選手ですが、これに関してはいかがでしょう。
HIRO ホーストカップの土居代表やNJKFの坂上理事長が期待してくれていい相手を用意してくださるんですけど、“いや、強いな毎回”って思いながらやってます(苦笑)。あれ(前回の梅沢戦)から負けっぱなしですけど、梅沢くんは逆に勝ち続けているので、そういうのでも面白いんじゃないですか。勝ち続けた梅沢くんと、負けっぱなしの僕みたいな。どっちが正解じゃないですけど強いのかって。1年間の差を見せてあげたいです。

――では、結果には結びついていないものの、強くなっている手応えはあると。
HIRO 結果はそう残ってますけど、実力は淡々と確実についてるかなって思うので、今回勝てば今まではチャラじゃないですけど、“やっぱり強いんだな”っていう姿を見せれると思うので、今回はみなさん期待大で見てもらいたいです。

――では、今回はどんな試合を見せたいですか?
HIRO 差があると思うので、でも差を見せるっていうよりは、向こうは「RIZINに出たい」とか変なことを言っているので、ならもっとガツガツ倒しに来てほしいなって思います。それを逆に潰すじゃないけど、やってあげようかなと思ってます。今回は完勝というか、“もう降参です”っていう感じの試合にしたいです。まぁ、何回やっても“友達”なので面白いとは思うんですけど(笑)。

――そういう手が合うところもあって“友達”なのですね。
HIRO 似てるところもあるし手は合うと思うんですけど、今回で決着で行きたいです。

――それでは最後に、改めての意気込みやファンの方たちへのメッセージをお願いします。
HIRO 見てもらえば全て伝わると思うので、会場で必ず笑顔にする約束をします。

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