4月7日 NJKF CHALLENGER 2024 見どころ TOMO vs 西田光汰
両者が挑戦権を争うNJKFフライ級は、王者・優心と挑戦者・谷津晴之により昨年9月にタイトルマッチを実施。21年にも対戦している両者は、優心が判定2-1の接戦を制し王座を守った。
その後タイで2連続KOを上げ帰国した谷津は昨年6月、当時4戦4勝と無敗であった西田と凱旋マッチで対戦。ともに勢いに乗る同士のマッチアップだったが、初回に連打でダウンを奪った谷津が判定勝利。さらに勢いを増し、優心との再戦に臨んだ。
ここでリベンジが期された谷津だが、最終回に優心がヒジでカットを奪いドロー防衛。追い込まれた局面で勝負強さを見せた。
優心はこの試合の後、一度TKO負けを喫したマッファン・ゲッソンリットと12月にS-1世界フライ級王座を争い戴冠。NJKFフライ級は大きく動いている。
6月の谷津戦に続き7月の芝宏二郎戦でも敗れてしまった西田だが、そこから奮起し2連勝。苦境を乗り越え今回の試合を迎える。
対して40歳のベテランでリーチに優れるTOMOはこれまで嵐、後にKrush王者となる悠斗と対戦。ガードから的確なパンチと蹴りの打ち返しを持つ。
王者が守り、さらに世界王座も得て揺れ動くNJKFフライ級。その優心に挑むのはどちらとなるか。