4月7日 NJKF CHALLENGER 2024 見どころ 岩橋伸太郎 vs HIRO YAMATO



HIROは22年にNJKF、WBCムエタイ統一王座、S-1 JAPANと国内3冠を達成。しかしそこに胡坐をかかずさらに強者を求めていき、ホーストカップで元7チャンネルスタジアム王者ワンチャルームと対戦(22年12月)。ダウンを奪われヒジでカットされながらも喰らいつく戦いを見せた(3R KO負け)。23年4月、同じく地元・名古屋でやはりムエタイ強豪テーパブットに挑むもTKO負け。

3冠達成以来、歯車が狂ってしまったか波に乗れないHIROは、続いて龍旺と対戦する(昨年9月)。首相撲でコントロールするも終了直前にパンチを受けてダウンを喫し、これで星を落としてしまった(判定負け)。苦難の続くHIROだが、12月のホーストカップでRISING大輝を判定で破って復活。SNS全盛の現代で「やっぱり格闘技やってるならリングの上で評価されていたい」と胸の内を綴り、キックボクシングに懸けている。

そんなHIROがNJKFスーパーフェザー級王者となった22年5月の川崎大会でライト級王者となったのが岩橋。不器用ながらタフな心身を活かしたファイトを見せる岩橋は、長身のTAKUYAを後半反撃して攻略。ローとパンチで前に出る、粘りを発揮しての戦いでベルトを腰にした。同王座は初防衛に失敗し手放してしまったが、返り咲きを目指してHIROとの一戦を迎える。
諦めないファイトで激闘男の名を持つHIROと、混戦でこそ持ち味がにじみ出る岩橋。ともに言葉より試合で語るタイプだけに、全身をぶつけ合うキックの醍醐味、熱戦を見せるか。



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