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2.11 見どころ 一航 vs 真琴



 今や兄の大田拓真とともに、NJKFをけん引する存在となった一航は2023年も精力的に試合を積み重ねた。

 年明けに保持するBigbangスーパーバンタム級のベルトを防衛(1月)、Krushでは晃貴に苦杯をなめたが(3月、初回KO負け)「もっと勉強と努力して絶対に追い越す!」と気持ちは折れない。5月に報じられたONE Championship参戦は残念ながら実現ならず、7月も前田大尊に黒星を喫したが、10月はTKO勝利、12月は判定勝ちでBigbang王座を再び守り、後半巻き返して1年を終えた。

「倒す選手を目指している」という一航は10月をTKO、12月もダウンを奪って判定勝利し「少しずつ倒せるようになってきたと思います」と手応えを掴んでいる。今回は4冠王の威信を示し、KOで5冠目を手にしたいところだ。

 対する真琴は2020年7月のデビューから、この階級では恵まれた175㎝の上背から繰り出す前蹴りやミドルといった蹴り技を武器に戦い、ここまで12戦9勝(1KO)2敗1分。

 昨年9月4日、初のタイ人戦となるカオパン・ゲッソンリットとの試合を判定でクリアすると、20日後の24日にはDEEP☆KICK-55kg暫定王座決定戦に臨み、鷹介(魁塾)を判定で降しベルトをものにした。

 19歳、若さと可能性溢れる真琴だが、ここでスーパーバンタム級日本屈指の実力者・一航が立ちふさがる。試練か、あるいはジャンプアップの好機とできるか。