6.2 NJKF x CHALLENGER 大田vsオウ・テリット 見どころ

NJKFにカンボジア格闘技「クンクメール」が来襲する。クンクメールはリングを用いムエタイとほぼ同じルールで行われる立ち技格闘技。ムエタイと見た目の差異は少ないが、ムエタイに比べ選手たちのよりアグレッシブな戦いを特徴とする。洗練された近年のムエタイに比べ、クンクメールは“原初のムエタイ”というべき荒々しさと迫力を持つ。

今回参戦するオウ・テリットは東南アジア競技会=SEA Games(SEAG)のボクシングで金メダルを獲得し、これまで戦績も102戦77勝20敗5分と豊富に積んでいる27歳。試合では前に出て間合いを詰めパンチとヒジを振るう、まさにクンクメールを体現するかの戦いを見せる。序盤から圧を掛けて打ち合いを仕掛け、相手が応じると引かずになお激化、ヒジを振るいカットやダウンを奪うことも少なくない。KNOCK OUTとの対抗戦でも日本人に大きく勝ち越す強さを見せているクンクメールだが、今回も間違いなく危険なファイターが投入された。

だが、迎え撃つ大田も絶好調。昨年来、こちらもより激闘型ファイターに変貌を遂げており、4月19日のONE Championshipフライデーファイツでも走りながら右ヒジを打ち込みKO勝ち。35万バーツ(約150万円)のファイトボーナスを獲得した。

フィジカル強化が実を結びフェザー級に体格がフィットしてきており、ボディ打ち・ローと攻撃の威力が増してきているのがここ数戦のKO増加に繋がっている。

オウ・テリットのファイトスタイル、大田が見せる最近の戦いぶりから激戦は必至。新たな戦い、NJKF対クンクメールが開戦する。