6.2 NJKF x CHALLENGER 吉田vs基山 見どころ
4・13シュートボクシング(SB)で始まったNJKFvsSB対抗戦。山浦俊一が乗り込みSB日本フェザー級4位の内藤凌太と対戦したが、最終3Rに首投げでシュートポイント1を喫し敗れた。今回はスーパーライト級王者・吉田が、SBライト級2位の基山をNJKFに迎えての対抗戦第2弾。前回はシュートポイントがわずかに勝負を分けたが、今回はそれ以上の差をつけ黒星を返さねばならない。
吉田は昨年、長期王者に君臨した畠山隼人を2R KOしてNJKF王座を奪取。先制ダウンを跳ねのけ、逆転KOでベルトを奪い、この試合は昨年のNJKF年間最高試合に選ばれた。
1つの試合をきっかけに選手は大幅な進歩を遂げることがあるが、まさにこの一戦がそうであったか、続く戴冠第1戦でも吉田は再び成長した姿を見せる。
1階級上のNJKFウェルター級王者・青木洋輔との王者対決となった今年2月、吉田はジャブとミドル、ストレートで前半リードし判定勝利。後半は青木のカーフとヒジに猛追を受けたが、サウスポーに変わり巧みな試合運びを見せ振り切った。
年間最高試合の激勝とは異なるも、王者として着実な第1勝を上げると続いて王者第2戦はSBとの対抗戦に臨む。対する基山は所属する“BELLWOOD FIGHT TEAMの特攻隊長”“SBの猛虎”などと呼ばれ、その異名の通り激しい打ち合いを身上とする男。SBだけでなく、RISEやRIZINと場所が変わっても戦いの激しさは一向に変わらない対抗戦にはうってつけの選手で、屈強な肉体とサウスポーからの攻撃が持ち味だ。今回も「現チャンピオン喰います」と目をギラつかせる。
喰うか喰われるか。王者・吉田がSBとの対抗戦反撃に立ち上がる。