4月7日 NJKF CHALLENGER 2024 見どころ 波賀宙也 vs リチデット



タイから襲来するリチデットはラジャダムナンスタジアムで105P(47.62㎏、ミニマム級)の王者となり、その後体重を上げていく中でもジップンノーンスタジアムで118P(53.52㎏、バンタム級)と122P(55.34㎏、スーパーバンタム級)の王者となっているサウスポーの19歳。

キレある左ミドルを主軸に戦い、強い体軸からミドルを連続で放ったり、組んでも崩されずにヒザで攻め、前へ出る好戦的なファイトで観客を沸かせる。だが、対戦相手がサウスポーとなると勝手が違うかやり辛そうな様子で、後退ベースの戦いとなり、リズムに乗れない面も見られた。


対して右利きのサウスポーである波賀は「サウスポーは右が前手になって距離を取りますが、そこで自分は右の蹴りもパンチも使えるので、やりやすいのかもしれない」とかつて語り、対サウスポーに自信を示す。立ち位置や相手に対する角度、距離といった繊細な面を争う勝負となりそうだが、組みより中間距離での打撃に強みを持つリチデットだけに波賀はここの争いで主導権を握り有利に進めたい。



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